横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

初秋の箱根

2007-09-04 08:12:23 | 近所

日曜日に箱根へ行ってきた。
曇り空だがさわやかな一日をすごした。

関所の復元工事がこの春完了して、当時の様子が再現されている。
箱根の関所は時代劇などでもお馴染みだが、
左の京口御門から右の江戸口御門まで駆け抜けられそうな距離だ。


遊覧船に乗ろうと待っていると、
私と同じ年配の多分ご夫婦がボートで芦ノ湖へ漕ぎ出した。
経験がないのかオールの使い方がおかしくて進まない。
右左バラバラに漕ぐので桟橋にぶつかって、奥さんが心配そうに何か話しかける。
何かほほえましい光景だった。


八丈島では9種類ほどの光るキノコが見られるという。
ヤコウタケは春から秋にかけて雨が続くとビロウヤシなどの幹につくという。
湿生花園に展示されていた。


湿生花園は湿原など水湿地に生育している植物を中心とした植物園だ。
箱根に自生していないものもあるが、プレートに明記されている。
8つのゾーンに区分されていて丹念に見て回るとかなりの時間がかかる。
そのほかに仙石原湿原植生復元区があって、木道を歩いてまわることができる。
ここは、かっては仙石原に自生していたものを復元しようとしているのだろう。
オミナエシやサワギキョウが咲きススキも出始めている。


そこで、こんな花を見た。
ここにはプレートもついていないので名前が分からない。


調べてみるとヤマサギソウとかマイサギソウというラン科の花に似ているようだ。

その後、ルンバルンバさんのアドバイスでミズトンボと分かりました。
やはりラン科でサギソウと同じ仲間のようです。
ルンバルンバさん、ありがとうございました。