4月後半に籾ふり(稲の種まき)をしましたが、ようやく稲が芽を出し始めました。芽が出始めると苗場の水を落として中干しします。この時期の稲は根が土の中にしっかり入ってません。このため、水深があると波などで根が揺さぶられて根が泥に着生しません。根の着生を促進するため中干しをしています。
中干し中の苗場(水を落として苗床を干す)
水を抜いて苗場を干して根がしっかり着生するのを待ちます。根がしっかり着生するのを確認すると芽の成長に合わせて水を入れていきます。このような稲の苗の育て方は今では見られません。江戸時代から引き継がれた古い育苗方法ではないかと思います。今はビニールシートを掛けて保温したり自動吸水したりする方法が一般的ではないかと思います。
ところで、箱苗に種蒔きをして育苗をする方法もとっていますが、この箱苗にスズメが降り立っていました。所々にスズメがほじくった跡がありました。今年もスズメに籾を食べられてしまいました。どの程度の被害なのが芽が出てみないと分かりません。よくもまあ籾が蒔かれていることが分かったなと思います。スズメもえさ探しに必死なのでしょう。
芽が出始めた稲(泥から棘のように芽が出る)
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