東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工用のわらを作るため、小さな田んぼを作る(2/x) 種ふり

2021年04月15日 | 稲:春作業,苗作り

 畑にビニールシートを張って、1坪程度の小さな田んぼを作っています。昨日の雨でその田んぼには水が溜まっていました。極小田んぼですが、久しぶりに稲作ができるかと思うと少し嬉しくなりました。
 かつて伝統的に行われていた、苗代に種籾をまく種ふりをしていました。そして、みんなと楽しく手で苗取りをしたり、小学生の手植えの田植え体験支援をしたりしていました。私が子供の頃はこのように、苗代を作り、種ふりをして、苗取りをして、そして手植えで田植えしていました。時代が変わり、今は苗箱に種をまいて苗を育て、田植え機で田植えします。
 今回、簡易苗代を作って必要な苗を育てることにしました。その簡易苗代に種ふりをしました。

         簡易苗代に種ふり、稲の品種はコシヒカリ


 簡易苗代は、発泡スチロールの中に小さな箱苗を入れて作りました。箱苗に土を入れた後、発泡スチロールに水を入れると、だんだん箱苗の土に水が浸み込みます。その土の上に種籾をばらまきました。種籾はあらかじめ水に含侵しておきました。

 簡易苗代に水を入れる    水に含侵した種籾    網で種籾を水をきる
  

 種ふりを済ませると、発泡スチロールに網を被せておきました。めざといスズメなどが種籾を食べに来るのを防ぐための対策です。今後一週間程度経てば芽が出てきます。5月下旬になって苗が20cm位になれば、田植えをしようと思います。田植えと言っても、数本の苗を束ねたものを、15株程度植えるだけです。数分で済む田植えです。その後は、水の管理などの対策をする必要があると思います。ヒエやコナギなどの水田雑音は生えないと思います。ウンカなどの害虫が飛来するでしょうか。カマキリやクモなどの益虫もやって来るでしょうか。

  スズメなどの対策のため網を被覆    昨日の雨で、水がたまった簡易水田
 


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