東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工用のわらを作るため、小さな田んぼを作る(1/x)

2021年04月13日 | 稲:春作業,苗作り

 時々わら細工をしているのですが、なんせ自分の田んぼを持っていないため、わらをもらってばかりです。せめて試作用程度のわらを自給したいと思い、畑に小さな田んぼを作ることにしました。田んぼとは言っても1坪程度の小さなものです。掘った穴に水が漏れないようにシートを敷いて、土を入れて田んぼとします。10年ほど前まで水田で稲を作ったり稲作体験支援をしていました。その時の知識を元ににわら細工用の稲を作ろうと思います。栽培する稲の品種は、比較的背が高いコシヒカリです。わら細工に使える稲です。

       掘った穴にシートを敷いて土を入れ、小さな田んぼに


 小さな田んぼは、畑の中でも日当たりが良い場所にしました。最初、掘りやすいように耕運機で丁寧に耕して土を柔らかくしました。耕運が終わると、スコップで柔らかくなった土をどんどん外側の放り出しました。広さはほぼ1坪で、深さは20~30cmにしました。午後から雨が降るとのことで、急いで作業しました。肥えた田んぼになるように、少し鶏糞を入れておきました。雨水がたまればミジンコなどの微生物が湧くと思います。

  水を通さないシート    丁寧に土を耕運     土を外に放り出す
  

 水が流れ出さないように、シートの端が上に出るようにしました。バケツ苗を作ったことはありますが、防水シートを穴に埋めた簡単な田んぼを作るのは初めてのことです。明日にもでも種モミを撒いて、稲の苗を作ることにします。苗がしっかり育てば、6月始めにこの小さな田んぼに田植えをしようと思います。コシヒカリは台風などの大風で倒れやすいので、ロープを張るなどして倒れないように対策しようと思います。なお、この田んぼにどんな生き物が育つかも楽しみの一つです。

    どんどん土を放り出す        ほぼ完成の小さな田んぼ
 


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