東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 新庄~柳北方面 史跡巡りウォーキング(3/3)

2021年07月07日 | 歴史探訪他ウォーキング

 稲荷神社を過ぎると、柳井中学校からJR柳井駅方面に行く道路に出ました。その道路の峠にお地蔵様が安置されています。尾の上地蔵尊です。建立は元文五年(1720年)で、今から300年ほど前です。当時、このお地蔵様前は岩国と柳井を結ぶ街道でした。さらに言えば、岩国~柳井~竪ヶ浜を結ぶ街道だったようです。その街道を通る人々の安寧を願うため、尾ノ上地区の方々が建てたのではないかと思います。今でも地元の方々に大切にされているお地蔵様です。さて、尾の上地蔵尊を拝むと、柳井市街全体を見下ろすことができる弥山寺に向かいました。

    今回の史跡巡りウォーキングに参加された方々、弥山寺本堂前にて


 弥山寺に向かう坂道を登りました。奇遇な事に、ウォーキング参加者の一人が弥山寺のご住職の奥様をご存じでした。かつて仕事の上でご縁があったそうです。その奥様のご厚意で、弥山寺の本堂を開けていただくことができました。そして、本堂内に招かれていろいろとお話を伺うことができました。ありがとうございました。奇遇な事ってあるものですね。

   尾の上地蔵尊       弥山寺の本堂      弥山寺の石階段
  

 弥山寺本堂の見学が終わると、いったん外に出て柳井市街を見下ろしました。柳東,伊保庄,柳井市街,柳北,新庄,そして余田の向こうに田布施が見えました。景色を堪能すると、日清戦役の碑,鐘撞堂,岩の上にある祠などを見学しました。そして、登ってきた道と反対側の道を降りました。神仏混合のお寺のようで、下り坂周辺に鳥居や宝塔などがありました。急な石階段を注意しながら降りました。濡れていると、つるりと滑りそうな急階段でした。

   時間がなく仰ぎ見た正福寺     スタートした新庄MaxValue近く
 

 無事に急階段を降りると、正福寺に行きました。弥山寺で時間を費やしたため、残念ながら門前で本堂を仰ぎ見るだけにしました。続いて、灌木や雑草でお参りできない祠を訪れました。お百度参りの石柱だけ見ることができました。そして、広々とした元柳井商業高校跡地を見渡しました。今回の史跡巡りウォーキング参加者の数名はこの高校の卒業生です。懐かしそうに見たり話しをしていました。次に柳井川に架かる橋を渡って、スタートした新庄MaxValueに向かいました。無事到着すると、挨拶して解散としました。暑さのため、私は解散後アイスクリームを購入しました。そして、ベンチに座って食べました。今回参加された方々、お疲れさまでした。

     楽しくウォーキングした柳井市新庄~柳北の史跡巡りコース


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