東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

町田市 八王子市 多摩丘陵ウォーキング(2/3)

2014年11月11日 | 歴史探訪他ウォーキング

 多摩よこやまの道を抜けると、次に長池公園に向かいました。そのため、尾根幹線道路をまたぐ陸橋を渡りました。この道路は今は都心と橋本方面を結ぶ重要な道路になっています。10年位前デイサービスなど介護施設に勤めていた頃、この道を毎日通りました。

                  今日もたくさんの車が通っていた尾根幹線道路



 尾根幹線道路を渡ると、急に静かな林が待っていました。この道はあまり使われていないらしく、道脇にたくさんの雑草が茂っており、あまり手入れされていないように思えました。一人では歩くのが怖いように思えるさびしい長池公園に沿う道路でした。その道を数百メートル進むと、長池公園に入る入口がありました。

      ようやく長池公園の入口              とても静かだった公園道
 

 長池公園に入ると、これまた静かな道が続きました。平日のためか、散策する人が少ないようです。この静かな道は、道幅が広くバードウォッチングには良い道です。しばらく歩いていると、ようやく人に出会いました。老齢な夫婦と、子供連れの家族です。時々鳥の声がする木漏れ日ロードをのんびり歩きました。

                時々鳥の声が聞こえる、静かな木漏れ日ロード


 道を外れて池や湿地脇の道を歩いていると、長池公園自然館に着きました。この建物は、確か10数年前に建てられました。長池周辺の自然を守るためのNPOで、確かNPO制度ができた初めころの組織だったように思います。当時、私は長池とは別の田んぼで稲作を手伝っていました。その頃、肥料を運んだか何かで、ほんの少しばかり関わったことがありました。

       長池公園自然館の入口            ここでも唐箕に出会う
 

 この長池公園には小さな田んぼがあり、周辺の方々が毎年田植えや稲刈りをしています。私も一度参加してみたいと思いました。しかし、私も稲作をしていた関係で忙しく、一度も参加することはありませんでした。この長池公園ネイチャーセンターは、NPO関連で表彰されたように記憶しています。都会に接した地元密着型のNPOです。この公園に生えている植物や生息している生き物を、子供達にも分かりやすく解説してありました。

                  長池公園自然館の落ち着いた室内


 室内は広く、何部屋もあります。一番大きな部屋は、各種展示会やコンサートができる大部屋です。今回訪れた時は絵画展が開催されていました。室内を見学し終わった後、外に出て木のテーブルに座って休憩しました。この自然館に来る人を見ると、近くのマンジョン街から来る人が多いようです。この付近は、この20年位の間に開発されたマンションなどが多い場所です。これらマンションなどに住む人々の憩いの場所になっているようです。

     長池公園自然館前で休憩            ヨーロッパ風の長池見附橋
 

 続いて、久しぶりに長池下流にある築池の堤防に行ってみました。この堤防からヨーロッパ風の庭園景色が広がっています。特に洋風の長池見附橋はいつ見ても綺麗です。ドラマの1シーンに使われることがよくあるそうです。一方で、築池を見ると、池の中に大きな鯉がゆうゆうと泳いでいます。そして時々、水中から亀が姿を現します。その泳ぐ姿はユーモラスです。

            ヨーロッパ風の庭園景色のような長池見附橋付近


 長池公園付近は、この20年の間にずいぶんと景色が変わりました。20年位前はまだ空き地が多く開発中でした。あちらこちらで新築マンションや一戸建ての建築ラッシュでした。それから20年ほど経って、今はずいぶんと落ち着いた街になっていました。長池見附橋付近は子供を連れた若夫婦がたくさん散策していました。少子高齢化はここでは当てはまりません。長池公園はNPOとして市から委託されて住民が運営しているようです。

         今回ウォーキングした多摩丘陵,長池公園,南大沢周辺コース


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