東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工でポシェット製作の治具を製作し確認(2/7)

2024年02月28日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 さて、編み台を使わないでわらのポシェットを作り始めました。今考えれてば、この秋にいただいた新しい稲わらを使えば良かったと反省です。わらが古かったため、水で湿らせたのですがあちこちで割れたり折れたりしました。特に節の部分です。
 最初、釘をたくさん打った治具で底を織りました。そして、折れ目がほつれないように、新治具で底を押さえるようにして紐で楕円形に編みました。わらとわらの間が空くので、隙間ができるようにしました。結んだ後に二重巻きした後に結ぶように編みました。試行錯誤の繰り返しです。

      底を織り終わると、解けないように周囲を囲むように編


 第一作は私が作ったためか不思議とうまくポシェットができました。ところが、夏の講習会で大人の方が一人、そして子供が二人このポシェットを作りました。冬の講習会でも。ところが、私の作り方と同じに作ったはずなのにあまりうまくいきません。編み台を使ってポシェットの側面を編む時です。全体の形を頭の中で描きながら編まないといけません。単純に編み続けるだけでは、ポシェットの側面が上手に閉じないのです。

  結んだ後二十巻き     新治具で底を押さる    側面を立てて編む
  

 私は誰にも教わらないで、言わば自分流でオリジナルわら細工をします。手や間隔だけで覚えていることがあるため、うまくこつを伝えられないことがあります。とにかくいろいろ試作して、誰でも容易にできる方法を考えようと思います。今回作っているポシェット、作り方をいくつか変えて試作してみようと思います。

     側面を次々に編んでいく      ポシェットの出し入れ口を編む
 

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