東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

新しい編み方の買物籠を試作(3/5)

2024年02月09日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 以前製作した買物籠は、側面下部のわらをさらに編んで底を作りました。編み方が良く分からないため今だに試行錯誤しています。なんとか底になりましたが、まだまだ探求する必要があります。
 しかし、今回の方法はとても楽なので、その昔に作られたわら細工の買物籠は、この方法で作られることが多かったのではないかと思います。さて、買物籠の側面も底も共に完成したため、底と側面を紐で縫って合体させました。

         側面と底を合体後に買物籠の内側の底を見て


 ほぼろを製作する時は側面の繋ぎ目に細い縄を通します。そのため、繋ぎ目が見た目に分かりやや粗くなります。しかし、買物籠はファッショナブルにしたいと思い、繋ぎ目が分からないようにしています。そのため、細い縄を隠すようにしました。ただし買物籠の内側からみれば、結び目があるため繋ぎ目が分かります。

 側面を三ヶ所紐で結ぶ  側面と底を縫って合体中   側面のひれをカット中
  

 側面と底を縫って合体させると、上部のひれの部分をハサミで切りそろえました。以前作った買物籠にはなかったひれです。後は、手持ちする紐を取り付ければこの買物籠は完成します。
 なお、完成後実際に買物に使ってみて、ひれが邪魔にならないか検証しようと思います。

   籠上部のひれをカット後        籠の上から覗き込む
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする