東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

新しい編み方の買物籠を試作(2/5)

2024年02月06日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 買物籠を一つ作り終えたので、次の買物籠を作っています。これまでの籠とは違い、底と側面を別々に作ってから後で接続する方法です。これは一番作りやすいように思います。わら細工初心者や子供にも作りやすいと思います。
 前回、底になる楕円形の円座を作りました。今回、この楕円座の周りに取り付ける側面を編みました。いつものように、ほぼろと同じ作り方で編み台や駒を使って編みました。前回作った籠とは違い、側面の上部が底になり反対に底だった部分が今度は側面の上になります。

       楕円形の円座に合うように、側面を編み台と駒で編む


 底はすでに作っていたので、今度は籠の側面を編みました。その編み方はほぼろの側面を作る方法と同じです。わらを選んだ後、長さを揃えるため押切で端を切りました。そして、木槌が叩いてわらを柔らかくしました。次に、水に浸してさらに柔らかくしました。その後、編み台を使って次々に籠の側面を編みました。

 押切で長さを揃える     水に浸して柔らかく   籠の側面を編み始める
  

 三時間位でしょうか、もくもくと籠の側面を編みました。すると、すでに作った底の円周と同じ長さに近づきました。あと、三段ほどで円周と同じ長さになると駒を切り離しました。そして、繋ぎ目が分からないように側面の端と端を繋いで側面が円柱状にしました。最後に側面と底がピッタリ重なることを確認しました。

  編み台でもくもくと側面を編む     側面の両端を結ぶように編む
 

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