東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

昭和40年に購入した松下製真空管ラジオGX-240の修理(4/4)

2024年02月27日 | 歴史探訪他ウォーキング

 

  チューニング糸が正常に左右に動くことを確認すると、ラジオ放送がちゃんと受信できるか確認しました。すると、NHK第一放送と第二放送が入りました。その他、山口放送と大分放送が入りました。山口放送は山が邪魔をするのか音が小さく雑音も少々入りました。大分放送は良く入りました。我家と大分県の間には周防灘があります。海しかないため電波が良く届くのでしょう。ラジオ放送がちゃんと入ることを確認すると、筐体に真空管を含むシャーシ類を収めることにしました。

    シャーシなどをラジオの筐体に入れた後、ラジオ放送受信を確認


 その後、ディップメーターを使ってダイヤル指針を正常な位置に固定する作業をしました。その方法ですが、ディップメーターから出る電波を700KHz(800Hzのトーン付)にしました。次に700KHzを受信するようにチューニングつまみを回しました。その電波を受信すると、チューニング指針を700KHzを示す位置に移動しました。そして、チューニング指針がその位置から動かないようにドライバで固定しました。

 シャーシを底部に固定    スピーカーを固定    ディップメーター操作
  

 その後、トラッキング調整や中間周波トランスの調整をしようと思いました。しかし、専用調整ドライバなどの道具をどこかにやったか忘れてしまったため止めました。トラッキング調整しなくてもラジオ放送を受信するため、これでラジオの修理を終わることにしました。結果として、外れたチューニング糸を張り直すだけの修理となりました。これでしばらくは真空管ラジオでラジオを聞けそうです。

  チューニング指針の位置を固定     修理が終わり裏ブタをはめ込む
 

コメント
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