東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施コットンクラブ、毛糸座布団の芯とふわふわを作る

2022年08月31日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 猛暑もあり、8月前半のコットンクラブはお休みしました。再開した8月後半のコットンクラブで、私は毛糸座布団を途中まで作りました。なかなか完成しないのですが、それでも一歩一歩完成に近づいています。今回は主に座布団の芯とふわふわを作りました。
 最初に芯を段ボールで作りました。芯を作ったのはふわふわが偏らないための工夫のつもりなのです。効果はあるかは分かりません。芯を囲むふわふわは、田布施農工高校で飼われている羊(茶々丸)の毛を使いました。洗浄した羊毛をドラムカーダーを使ってふわふわにしました。

        羊毛をドラムカーダーでふわふわにしてから芯を覆う


 市販品は芯をどう作っているのでしょうか。そもそも座布団に芯は必要なのでしょうか。段ボールの芯にカーディングした羊毛を巻き付けていると、こんな話が出ました。それは、ふわふわを直接入れると羊毛が表や裏からしみ出るのではとの指摘でした。つまり、座布団を使っているとフェルト化する恐れがあるのではとのことでした。確かにその恐れがあります。そこで、絹か何かの薄い布で羊毛を覆って座布団の中に収納すれば良いのではと思いました。次回は、ふわふわにカーディングした羊毛を袋の中に収納しようと思います。

     ナイフで芯を切り出す     芯にカーディングした羊毛を巻き付け
 

コメント
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