東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口産ウールを紡いで座布団を試作(11/14)

2022年08月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 座布団の表裏を編んだので、その表裏の端を縫いました。通常ならミシンで縫うのですが、山口産ウール100%にしたいと思い、紡いだ毛糸で端を縫いました。毛糸で縫ったことがないため、少しばかり端にほつれが出ました。やや醜い座布団になりそうですが、素人中の素人の私が作った座布団なので仕方ありません。
 今後は、座布団の中にいれるふわふわを作って入れようと思います。中に入れるのは田布施農工高校で飼われている羊(茶々丸)の羊毛です。洗浄は済ませているため、カーダーで漉いた羊毛を入れようと思います。

        縫い合わせ終わった座布団の表と裏の端(裏返し後)


 表と裏の縫い合わせで困った場所は毛糸布の横方向です。編んだ後のほつれ止めの方法を知らないため、適当に毛糸を這わせたのがいけなかったようです。端が均等でないため、どうしてもほつれが出てしまうのです。毛糸を使えるミシンを持っていないため、仕方なく太い針を使って手縫いしました。座布団にした時にどうしても醜いようであれば、表と裏を再度と縫い直してみようと思っています。

 表と裏を毛糸で手縫い   どうしてもほつれが出る   表と裏を裏返す
  

 表と裏を縫い終わった後、裏返してみました。すると、表と裏の張力の違いにより藍染めした側が縮みました。表と裏を同じ面積にするため、水に濡らして中に大き目の板を入れました。このまま乾けば表と裏が同じになると思われます。ダメならばアイロンをかけてみようと思います。何しろ毛糸の性質を知らないため、どうしたら表と裏を同じ張力にしたら良いか分かりません。元々の原因は太さの違う毛糸で編んだことに由来します。さあて、どうなることやら。

    藍染め側を上にした座布団     紅花染め側を上にした座布団
 

コメント
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