東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

冬越しのため、ヘナを挿し木に

2021年08月21日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

  今年も染色用にヘナを栽培していますが、寒い日本では花が咲かず当然ながら種ができません。そのため、毎冬苗木で冬越しをしています。長雨の中、薄日が差したのでヘナの挿し木をしました。植木鉢に土を入れた後、ヘナの小枝を何本か切ってきました。そして、その小枝を植木鉢に次々に挿し木しました。最後に、木陰に植木鉢を置きました。ちゃんと根が生えてくるでしょうか。

             ヘナを挿し木をした植木鉢


 ちなみに、インドなどの熱帯地域ではヘナは低木のようです。日本で言えば、茶の木や椿のようなものでしょうか。雑草さえ取り除けば勝手に育つようです。そして、お茶の葉のように年に何度か葉を収穫するようです。日本は寒いので、霜に当たるとヘナは枯れるようです。去年、畑で栽培したヘナは寒さで全て枯れてしまいました。

 土に水を入れて混ぜる   植木鉢に土を入れる   数個の植木鉢に土入れ
  

 ヘナがどの程度毛糸などを染色するかまだ実行していません。また、退色がどの程度なのか分かりません。今年そのテストしようと思います。その結果、染色材としての効果が少なければ来年から栽培は止めようと思います。ヘナは、熱帯性の植物のため栽培に手間がかかります。特に冬は、温室で越冬しなればなりません。沖縄のような亜熱帯でないと、栽培は難しいようです。

   ヘナの小枝を何本か切り取る      植木鉢に次々に挿し木
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする