東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

光市 五軒屋~田布施町 竹尾~麻里府の下見ウォーキング(4/4)

2017年12月27日 | 歴史探訪他ウォーキング

 道が分からないほど竹が生い茂った道跡をどんどん降りて行くと、ようやく人家の屋根が見えてきました。その人家の横を出ると、上組集会所すぐ下の舗装道路に出ました。これでアドベンチャーなウォーキングは終わりです。私は何度も通った山の中でしたが、私以外の4人は初めてでした。とても歩きにくかったと思います。下見でしか味わえないコースではなかったでしょうか。

   桜川本流の橋       橋の傍のお地蔵様    遠くに見える大泉寺


 舗装道路に出ると、かつて伊保木と麻郷を結んでいた往還同道を歩きました。この往還道は伊保木~千坊山~上組~大泉寺~伊左里峠~麻郷を結んでいます。その難所の一つが上組でした。特に上組から大泉寺の途中にある急坂です。今は誰も通らず藪になっています。その急坂を左に見ながら道を下り、桜川本流に架かる橋を渡りました。橋の袂にはお地蔵様があります。

    上組中村じょうの坂を登る       妙見社はもうすぐです


 桜橋を渡って上組中村じょうに行きました。中村じょうには数軒の民家があります。その民家の間にを通る小道をどんどん登りました。10分位山道を登ると妙見社のお社が現れました。かつては、中郷の住吉神社のお祭りと同じ日に妙見社のお祭りがあったそうです。そのため、上組と中郷の人は互いの神社のお祭りには行かなかったとか。現在、妙見社のお祭りがまだ行われているかどうか分かりませんが、住吉神社のお祭りには上組の方も参加しています。

          麻里府上組中村じょうの山奥に鎮座する妙見社


 去年だったかお正月に妙見社に初詣したことがあります。今でも上組の方々に敬われているようで、新しい注連縄が張られていました。妙見社では立ったまま休憩しました。妙見社を出ると、中郷に向かって歩きました。上組と中郷の間位にある明神社跡を見学しました。お社の跡をわずかに確認できました。中郷の住吉神社は、江戸時代にこの明神社から移った神社です。

  中郷のお地蔵様      尾津西のお地蔵様     バス停でバスを待


 明神社跡を見学し終わると、喫茶Berry Berryの横を通って尾津中に向かいました。今回下見した日は、たまたまBerry Berryのお休みの日でした。しかし、本番ウォーキング時にはBerryBerrに寄って休憩する予定です。Berry Berryを過ぎると、尾津中の別府バス停に向かいました。そして、バスに乗って出発地点に帰りました。なお、本番ウォーキングでは麻里府公民館を集合地点にしようと思っています。下見に参加された方々、お疲れさまでした。

     今回の五軒屋~竹尾~麻里府下見ウォーキングコース

コメント
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