東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

平生町 佐賀~魚見~黒羽根~小郡ウォーキング(2/2)

2017年12月09日 | 歴史探訪他ウォーキング

 大田川に沿って道を下ると、じきに県道に出ました。県道に出て少し歩いて東魚見大師堂に行きました。この大師堂はコンクリートで作られています。中を見るとお地蔵様が安置されていました。魚見地区には戦前に阿多田の田名から移転した方が多く住んでいます。移転の理由は、阿多田地区が丸ごと海軍の人間魚雷回天の基地として接収されたからです。その時、移転した人々と共に大師堂も移転したそうです。

  東魚見の大師堂       黒羽根の集会所     集会所で昼食休憩
  

 東魚見の大師堂を過ぎると、しばらく県道を上関方面に向かって歩きました。そして、黒羽根地区に着くと、民家のある山の方に向かって歩きました。しばらく上り坂を歩いて黒羽根の集会所に着きました。ここで昼食休憩を取る予定でしたので、了解していただくため黒羽根地区の自治会長さんの家に向かいました。そして、集会所内で休憩をとることの了解をいただきました。ありがとうございました。

           昼食休憩後、黒羽根集会所前で


 黒羽根の集会所に入ると、お地蔵様を拝んだ後昼食を取りました。昼食をとっていると自治会長の奥様がお接待を持ってこられました。ありがとうございます。感謝致します。なお、黒羽根には私の高校時代の同級生の実家があります。この正月、この集会所で同級生(Y君)と奥様(同級生の旧姓Aさん)に偶然会いました。その同級生のお母様はこの秋、施設に入られたとのことです。私も婆様の世話をしていますが、私の同世代の誰もが、親の介護に関わっていることをひしひしと感じました。

  再び県道を歩く     秋森生活改善センター   内部に安置されたお地蔵様
  

 黒羽根の集会所を出ると、私は自治会長さんにお礼を言いに行きました。そして、先に出発した皆さんを追いかけました。ところが、急げども急げども皆さんに追いつきません。県道に戻って急ぎ足で歩きながら、ふと後ろをふり返ると、なんとはるか後ろに皆さんの姿がありました。いつの間にか追い越していたのです。次に秋森生活改善センターに向かいました。

           静かで小ぶりな小郡加茂大明神


 秋森生活改善センターの周りにはたくさんのお地蔵様があります。このセンターは、かつて防陽八十八箇所霊場の十八番札所善光庵でした。その昔はたくさんの巡礼者が訪れていたようです。ちなみに、黒羽根の自治会長さんのお話では、黒羽根地区ではその巡礼者の方々に宿泊のお接待をしていたとのお話を聞きました。秋森を過ぎると再び県道に出て、小郡地区に鎮座する加茂大明神を参拝しました。
 
  小郡の集会所で休憩     小郡お大師堂      暗い森にある荒神様
  

 加茂大明神を過ぎると、小郡地区の集会所に行って少しの間休憩しました。そして、小郡地区の最上部にある大師堂に行きました。次に山を下って、暗い森の中にある荒神様を見学しました。この荒神様の祠の傍に石の鳥居のかけらでしょうか、何か文字が刻まれて円柱が転がっていました。かつてお社があったのかもしれません。その後、県道に戻りバス停に行きました。そして、バスに乗って出発した旧佐賀公民館に戻りました。参加された方々、お疲れ様でした。12月は例年のとおりウォーキングはありません。1月から再開です。来年もよろしくお願い致します。

    今回ウォーキングした、平生町 佐賀~魚見~黒羽根~小郡のコース

コメント
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