東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

茨城県 筑波山の男体山と女体山をウォーキング(4/4)

2017年12月14日 | 家族関連

 弁慶茶屋跡に着くと、立ったまま休憩しました。ここは狭いながらも広場になっており休憩用の椅子があります。休憩するには良い場所です。かつては茶屋があったのに違いありません。ここから右に行くとそのまま白雲橋コース、左に行くとおたつ石コースです。左へのコースをとりました。弁慶茶屋跡までは巨岩奇岩ばかりの急な坂でしたが、ここからは穏やかなコースとなりました。

穏やかなおたつ石コース   下にロープウェイ乗り場    万葉の歌コース碑

 一般の方は、ロープウェイつつじヶ丘駅まで車で来て、穏やかなおたつ石コースを登ります。そして、白雲橋コースで筑波山の巨岩奇岩を見た後、筑波山女体山に登ります。その後、女体山傍のロープウェイ女体山駅からつつじヶ丘駅まで戻るようです。男体山側は、宮脇駅からケーブルカーで登り筑波山頂で降りて、御幸ヶ原コースを降りるのではないかと思います。ケーブルカーやロープウェイができてから、一般の人々も気軽に筑波山に来ることができるようになったようです。それまでは、険しい登山道を登らないと頂上まで行けなかったのです。

           緩やかな迎場コースをのんびり下る


 のんびりとしたおたつ石コースを下っていると、親子連れの家族とすれ違いました。このコースは親子で登るには良いコースのようです。石段がややきついのしょう、泣きながら歩いている子が一人いました。どんどん下っていると、じきにロープウェイつつじヶ丘駅に着きました。ここには広い駐車場があります。駐車場から上を見上げると、筑波山名物の一つであるガマの巨像がありました。

やや石が露出した道     登山入口の鳥居に到着    女体山入口の石碑


 ロープウェイつつじヶ丘駅からは迎場コースを下りました。このコースには、万葉集の中から筑波山に関する歌を選んで彫り込んだ歌碑が所々に埋め込まれています。万葉集が好きな方はぜひ訪れたいコースではないかと思います。ただ単調なコースのため、登山やウォーキングだけを楽しみたい方には物足りないかも知れません。

 筑波山神社に帰着      お土産屋さんで物色    夕日に映える巨大鳥居
 

 迎場コースを1時間位でしょうか、のんびり歩いていると入口の鳥居が見えてきました。筑波山神社はもうすぐです。ところで、幕末水戸藩で起きた天狗党事件、この筑波山神社で天狗党は挙兵したのです。幕末の元治元年3月のことです。発起人は大日本史や尊王で有名な藤田東湖の息子です。天狗党の石碑がこの筑波山神社にあります。その同じ年の6月に京都で池田屋事件があり、7月に長州藩は蛤御門の変で朝敵となり京都を追い出され、8月下関で長州藩は四国連合艦隊に敗れ、第一次長州征伐の命が発せられた年でもあります。筑波山で歴史に会うことができたのはうれしい事でした。
 筑波山神社前でお土産を購入し、バスで筑波駅に向かいました。筑波駅に着くと、美味しい柿とミカンを買いました。その後、秋葉原で乗り換えて、京王線で八王子に帰りました。

             今回歩いた筑波山のコース 

コメント
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