東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 楽しかった新庄史跡巡りウォーキング(1/3)

2017年06月19日 | 歴史探訪他ウォーキング



 梅雨に入ったはずなのに雨が降りません。花や野菜を栽培している方々にとっては早く雨が降って欲しいところでしょうが、ウォーキングにとっては幸いです。今回も楽しく柳井市の新庄方面をウォーキングすることができました。朝10時に新庄MaxValuに集合しました。6月の暑い季節になりましたので15人来れば良いと思っていましたが、23人もの参加者でした。

新庄MaxValuを10時出発   佐藤継信・忠信供養塔     浄土真宗正念寺
  

 最初に行ったのは、坂の上にある佐藤継信と佐藤忠信の供養塔です。平安時代末期の源平合戦時に源義経に付き従って柳井にやってきた東北の武者です。続いて、少し離れた場所にある源義経供養塔に行きました。源義経,佐藤継信,佐藤忠信、彼らは共に鎌倉幕府創世期に悲惨な最後を向かえています。しかし、悲劇のヒーローとして今だ庶民の賞賛を浴び続けています。

    源義経供養塔        延命地蔵尊       延命地蔵尊を見る方々
  

 源義経供養塔の次は、道を見下ろすように置かれた延命地蔵尊です。次に多々野古墳に行きました。江戸時代に発見されて調査されましたが、発掘技術が未熟だったため記録が散在しています。わずかに正念寺に遺物が残されているそうです。多々野古墳から少し歩くと、立派なN邸が見えてきます。下見時にご挨拶したとおり、敷地内にある人丸社を見学させていただきました。

   人丸社の変遷などについて解説        荒神社・明神社の祠
 

 続いて、N邸の裏山にある荒神社・明神社の祠に行きました。そして、その裏手に回って、人丸社が元々あったとされる跡を見ました。今ではすっかり竹藪になっおり、残された古い石垣だけが往時を偲ばせます。この地区は今ではひなびた地区になっていますが、その昔、鎌倉・足利時代は人々が多く住んでいたに違いありません。

      荒神社・明神社の祠前にて、今回ウォーキングの参加者


 今回のウォーキングでは何ヵ所か史跡をスキップしました。そのためか、時間がだいぶ余ってしまいました。時間稼ぎにいつになく饒舌に話をしてしまいました。田んぼを見下ろしながら、田んぼに住むホウネンエビなどの生き物の話をしました。そして、私が子供の頃にタニシを食べた話をしました。さらに、タニシ内に潜む寄生虫などの話を面白おかしく話しました。今回のウォーキングでは、史跡以外の無駄話をつい多く話してしまいました。

       田んぼ沿いの小川           昼前に高林寺に到着
 

 田んぼ沿いの小川を見下ろしながら、次の目的地である高林寺に向かいました。しかしながら、ちょっとした手違いと法事の関係で本堂内の見学ができませんでした。しかし、高林寺境内で食事休憩することは了解いただきました。ありがとうございました。各自日陰に入って食事をしながら楽しく談笑しました。

          楽しくウォーキングした柳井市新庄の史跡コース

コメント (1)
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