東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 新庄の史跡巡りウォーキングの下見(2/3)

2017年06月12日 | 歴史探訪他ウォーキング

 田布施方面を見下ろす鉄塔を降りましたが、降りる道を間違えてしまったようです。道なりに降りているうちに大きな道に迷い込んだのです。道なりに行けばどこかに着くと思いかまわず降りました。降りている途中で偶然、お墓の横に並んでいる六地蔵を見つけました。今回のように、道を迷ったために偶然祠や碑を見つけることがあります。

 偶然見つけた六地蔵尊    人丸社の跡地か?      高林寺前の農園
  

 迷い込んだ道をどんどん降りていると、ぽっかり民家前に出ました。その民家の後ろに続く道を横に進むと、A君とEさんに再び出会いました。私がいなくなって心配したそうです。なお、鉄塔下は絶景でしかも適度な広さです。お昼休みをするには最適ですが、ころげ落ちるような急坂を昇り降りしなければいけません。そのため、本番ウォーキングでは鉄塔には行きません。

   高林寺に到着        高林寺の本堂      岩政次郎右衛門墓地
  

 二人に合流すると、とある民家を訪れて敷地内にある人丸社を見させていただきました。次に、その人丸社が元あったと言われる跡地を探しました。古い石垣跡がそれではないかと思いましたが確信は持てませんでした。続いて、次の目的地の高林寺に向かいました。ご住職にご挨拶しようと思いましたが、忙しいようで会うことができませんでした。かつて総代をしていた方から説明を受けたうえに本堂を見学させていただきました。ありがとうございました。本堂を見学後、この高林寺でお昼休憩をとりました。

       柳井の名木の一つラクウショウの大木を下から見上げて


 高林寺内に猫をかたどった石がありました。かつて高林寺では幼稚園をしていたとのことで、その名残のようでした。高林寺を出ると、岩政次郎右衛門墓地に行きました。新庄の田んぼに水を供給する水路を作った功績で、岩政次郎右衛門は称えられました。続いて柳井市の名木の一つであるラクウショウの大木を見学しました。日本には少ない貴重な樹木とのことです。

 ラクウショウの大木全景    不思議な常夜灯     共同墓地の六地蔵
   

 ラクウショウの大木がある民家には今は誰も住んでいないようです。門には愛育園と書かれていました。養護を必要とする子供達が通っていたのでしょうか。ラクウショウの大木を見学後、道を戻っている時に不思議な二つ並んだ石塔を見つけました。その石塔に行って見ると、常夜灯でした。この常夜灯から北に50mのところに広いお墓(中原共同墓地)がありました。古い五輪塔などがごろごろしていました。かつてこの近くにお寺か何かがあったのでしょうか。

 荒神社祠とブロック塀    何かの祠の残骸か?     火伏地蔵尊
  

 続いて、荒神社に行きました。荒神社の祠に雨露がかからないように、屋根付きのブロック塀で囲ってありました。続いて火伏地蔵尊に行きましたが、近くで民家の解体工事をしていました。その工事中の敷地内に何かの祠か石碑の残骸が積まれていました。このところ、工事のために撤去されている祠やお地蔵様が少なくありません。残念なことです。しばらく進むと火伏地蔵尊が道の角に立っていました。とても立派なお地蔵様です。

     史跡巡りウォーキングの下見をした柳井市新庄方面ルート

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