東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

タマネギの種まき、ジャガイモの間引き、他

2015年09月15日 | 野菜:根菜

 タマネギの苗を作るため、タマネギの種をまきました。以前はタマネギの苗を購入して植え付けることが多かったのですが、ここ数年は種をまいてタマネギの苗を栽培しています。まずは、種をまくための畝を耕運機で耕しました。そして、畝にたっぷりと肥料をまいて、レーキで鞍型に畝を整形しました。

    畝を丁寧に耕運      肥料をまきレーキで整形   タマネギ品種は「つりたま
  

 タマネギ苗栽培用の畝ができあがると、いよいよ種まきです。今回種をまいたタマネギの品種は「つりたま」です。種袋の説明によると、吊りタマネギにして保存するのに適した品種とのこと。種は散まきにしました。指の間に種をつまみ、バラバラと種を落とすのです。種が一ヶ所に集まらないようにまきます。

              種が一ヶ所に集まらないように均等にまく


 種をまき終ると、土を厚さ5mm程度被せます。続いて、その上に籾殻を散布します。籾殻は保温効果があります。さらに、雨が直接土に当たらないので土の被膜ができません。そのため、発芽が阻害されることが無くなります。

    土を薄く被せる        籾殻を敷き詰める       U字支柱を畝に立てる
  

 次にU字支柱を数本挿しました。そして最後に、黒い日避けシートを被せました。日避けシートを被せるのは日差しで畝が乾燥しないためです。1週間後頃にはヒゲのような葉が発芽します。発芽後は日避けシートを外し、以降は雑草が生えないように管理します。そして11月、育ったタマネギの苗を本畑に植え付けします。

                 U字支柱の上に黒い日避けシートを被覆


 タマネギの種まきが終わると、秋ジャガイモの間引きをしました。ジャガイモは、茎の本数が多いと小さな芋がたくさんできます。反対に、茎数が少ないと大きな芋ができます。小さな芋を収穫したい時はそれでもよいのですが、私は大きめなジャガイモを収穫したいので茎の本数を3本未満にしました。

    ジャガイモの茎         茎を3本に摘茎      次々にジャガイモを摘茎
  

 茎を3本未満にし終わると、株元に肥料をまきました。そして、クワを使ってその上に土寄せをしました。暑かったのでしょう、一株の種ジャガイモが腐っていました。虫に食われた跡の傷口か何処からか菌が入ったようです。霜が降りる頃に美味しいジャガイモを収穫できます。この冬も美味しいジャガイモを食べることができそうです。

                茎を3本未満にした後、株元に土寄せ


 午後、用事があって城南に行きました。帰り道、古代米アートの田圃に行きました。すると、だいぶ穂の色が染まって、形が分かるようなりました。10月のウォーキング大会時にははっきりと形が分かるようになると思います。今年も古代米の写真展が開かれます。一昨年、去年と応募しているので、今年も応募しようと思います。

 古代米アート(北側)        古代米アート(中間)       古代米アート(南側)
  

コメント
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