東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 楽しかった城南宿井ウォーキング(3/4)

2015年09月30日 | 歴史探訪他ウォーキング

 別所池近くでの楽しい昼食休憩が終わると、別所薬師堂に向かいました。別所薬師堂は7月にお大師講を見学した所です。今回訪問することを地元の方に事前に言っていたため、お堂の扉が開いていました。このお堂は、江戸時代の文献にも出てくるほどの古いお堂です。数百年前から今まで、このお堂で今もお大師講が開かれています。とても貴重な無形文化だと思います。

              別所薬師堂;7月お大師講に参加


 別所薬師堂の隣りには、荒神様,地鎮様,そしてお稲荷様の三つの祠があります。この祠群も江戸時代の文献に載っているほど古いものです。昔は別々にお祭りをしていたのではないかと思います。今は9月にまとめて、湯立ての神事としてお祭りがされています。とても珍しい神事です。やはり数百年の由緒ある神事ではないかと思われます。

          別所薬師堂で休憩         左から荒神様,地鎮様,そしてお稲荷様
 

 別所薬師堂を出ると、来たコースを戻りました。そして、別所池の堤防を歩き、城南方面を見下ろしながら太子堂に向かいました。このお堂は最近改築されたようで、元々あったお堂を縮小したようです。元々の屋根の頂上にあった瓦が、お堂の傍に置いてありました。昔は立派なお堂だったのでしょう。

                  快晴の中、別所池の堤防を通って太子堂に向かう


 太子堂近くの道は、田布施から光市へ抜ける旧道です。この旧道を歩いて次の史跡に向かいました。次の史跡は地蔵が刻まれた祠です。この祠の由来などは分かりません。面白いのは、祠の向きが道ではなく南側に向いていることです。なぜこの方向を向いているのか謎です。

    太子堂に到着        旧道を通り祠に到着       田んぼの道を光喜庵に
  

 この祠の謎については今後の課題です。この祠に限りませんが、史跡の由来を知っている方に巡りあうことはなかなかありません。このため、祠,お地蔵様,石碑,お堂について調査するには時間がかかります。次に光喜庵に向かいました。

              今回ウォーキングした城南宿井方面コース


コメント
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