東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ボーイスカウト、楽しく稲刈り

2009年10月27日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 24日、日野市のボーイスカウトが田んぼに来て稲刈りをしました。6月に田んぼで泥んこ大会をしたボーイスカウトです。今回は泥んこ大会をした田んぼで稲刈りです。午後1時頃に子供達が自転車で大勢やってきました。続いて数人の指導者がやってきました。当日は東京薬科大学の学生の脱穀を支援していたので、あまりボーイスカウトの面倒は見ることができませんでした。

            稲刈りを始めたボーイスカウトの子供達


 指導者が稲刈りのことをよく知っていました。このため、私は稲を覆っている網を外したりカマを貸した後、見守りだけで特に指導する必要はありませんでした。安心して見ていることができました。

    稲束の結束方法を指導         混じった古代米を選別
 

 私も数年前にボーイスカウトの副隊長をするなど指導者の立場でした。この経験から、ビーバースカウトやカブスカウトの場合はある程度見守っていないと危険が伴います。たとえば、調理するときなどにナイフをよく使いますが刃物の持ち方を最初指導しないととても危険です。今の子供達は包丁をはじめ刃物を持つことがない分、その危険が分かりません。しかし、ボーイスカウト程度の年齢になるとほぼ安心です。

             今回稲刈りした日野市のボーイスカウト達


 私がボーイスカウトの副隊長をしてい頃、主にカブスカウトを指導していました。小学校1~4年生の年頃の男の子達です。この年代の子供達はまだチーププレイができずばらばらです。また刃物の扱い方も未熟です。料理を自分達で作る時、誤って自分の指を切る子がたくさんいました。でもそれも刃物の怖さを実際に体験する良い機会ではないでしょうか。

        もうすぐ稲刈り終了、網で被覆されたところまで稲刈り


 去年は稲刈りすると同時に脱穀をしましたが、今年は稲刈りだけです。脱穀するためには一週間程度干された稲が必要です。しかと、今回ボーイスカウトの前に稲刈りした団体がありませんでした。つまり、脱穀に必要な干された稲がなかったためです。ボーイスカウトが稲刈りして干した稲は次の団体、例えば小学生の稲刈りとの時の脱穀に使われます。刈り取った稲は次の団体の脱穀に使われます。

        稲刈りして束ねた稲は、結束して竹の棒に掛けて干します

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする