東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲刈りにそなえて防鳥網外し

2009年10月24日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 稲刈りのシーズンに入りました。今後はボーイスカウト,小学校,大学生達が次々に稲刈りにやってきます。その稲刈りができるように下準備をしました。今回は田んぼに張り巡らせた防鳥網を2人で外しました。この防鳥網は稲刈りの時には必要ありません、むしろ稲刈りに邪魔になりますので。

              入水口付近から防鳥網を外し始める


 田んぼに張り巡らせた防鳥網は来年の夏にまた使います。このため、たたみやすいように解きます。まず、網を浮かせている支柱を取り除きます。次に網を張っているロープを取り除きました。

   網を支える支柱を取り除く           網を張るロープを外す
 

 防鳥網を支える支柱やロープを取り除くと、網はべったりと稲の上を覆います。すぐにこの網を外して片付けたいところです。しかし、稲刈りまでにはまだ数日あります。その数日の間にスズメなどの害鳥に食べられないように稲刈り直前まで網は被せたままにしておきます。

            稲の上を広く覆った網(稲刈り直前まで覆う)


 今年は去年までのようにスズメのが害が少ないことに気が付きました。毎年網を張って防鳥に努めても、1割程度はどうしても食べられてしまいます。しかし今年はスズメの被害がほとんどありません。なんらかの原因でスズメが減ったようです。今年初めから夏にかけてヒナが育たなかったようです。今年は野生の鳥にとって厳しい年なのかも知れません。

                 夕日に照らされて光る網

コメント
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