SHOのゆるゆる日記

観た映画の感想を書いていくブログ

出口のない海

2006-09-17 01:24:29 | 映画

甲子園で優勝投手になり、東京六大学でも活躍していたが学徒動員で海軍に行き、人間魚雷『回天』に志願した男の話。

市川海老蔵の初主演映画なんですが、海老蔵が学生に見えない・・・。まあそれはともかく『回天』に志願して乗り込むまでの話が、少し薄いというか・・・。あんな兵器を本気で考えた当時の状況がもう少し描けていたらと思うのですが・・・。

潜水艦の乗組員の様子は見ていると泣けてきました。死に行くために乗り込んでいるのに、出撃出来ないなんて、また出撃するとき心情はとても切なくなります。それにしても主人公は全くの無駄死にじゃないですか・・・。

『回天』・・・乗り込んでいった隊員に対しては敬意を表しますが、こんな馬鹿な兵器をつくった軍と、それを反省もなく堂々と展示している(とある)神社には、「アホか・・・」と呟く私がいます。

P.S.  「人間魚雷」ときいてテリー・ゴディを思い出しちゃったよ^^;

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2 コメント

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ほとんど同時に「出口のない海」について投稿した... (kazz)
2006-09-17 01:45:41
ほとんど同時に「出口のない海」について投稿したものです。県内に回天基地が3つもあったこともあり、私は10年前と先月、大津島の記念館を訪問しました。私もあなたと同様、回天は軍が開発し、強制的に配備したものと考えていましたが、搭載する艦船が減り使われずに貯蔵されている魚雷を、戦況が悪化していくなかで軍人自身が改良し、自らも試験中の事故や特攻で亡くなったということです。詳しくはブログに書いていきます。
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>kazz様 (SHO)
2006-09-17 23:38:19
>kazz様
コメントありがとうございます。ただあなたのブログがわからないため、kazz様の感想(考え方)がよくわかりません。そこで、このコメントに対するコメントしか出来ないことをご了承ください。

私は、『回天』が作られた細かい経緯なんてどうでもいいんです。誰が考えたということより軍が採用した以上は軍が作ったのと同じと考えます。また搭乗者が志願したものであったとしても、出撃命令を出した以上は軍の指揮官に対しては「アホか・・・」と思うわけです。
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