園子温監督の最新作。
凄い作品でした・・・あんなに怖いでんでんさんを観るのは初めてでしたし、黒沢あすかも渡辺哲さんも怖かった・・・怖すぎて、途中から笑えてくるくらいに。そして、終盤の吹越さんも怖かった・・・で、これで終わりかと、思った後の娘の行動がいくら芝居とはいえ腹立った・・・いや～引き込まれた引き込まれた＾＾。これは園子温の最高傑作かもしれん・・・。
これと比べると『愛のむきだし』が可愛らしく思えてくるわ・・・。
那覇の小学生が、母の実家へ・・・そこで、可愛がっていたやぎが食べるために絞められた・・・もう1匹のやぎを絞められないようにするために・・・。
食べるために可愛がる・・・そこでは当たり前のことなのに・・・それを納得できない異文化の人が・・・しかも、これを撮った監督が14歳・・・なかなか深いテーマの作品をちゃんとした映画にするのは難しかっただろうなぁ・・・。
コミックスが原作の映画なんですが、原作を読んでないんで比較は出来ない・・・でも映画としてはよく出来てる方じゃないかな？
でも・・・こういう話が漫画として、そして結構人気がある・・・というのはどうなんだろう？漫画文化を否定する気は毛頭ないけど、「20世紀少年」のときもそう思ったけどなんでこんな結構グロい話に人気がでるのかな？
比較しちゃいかんが、「あしたのジョー」と比べて情緒がないというかなんというか・・・。
ケータイ刑事も３本目の映画ですが、今までに比べて意外な犯人で・・・まぁグダグダ感は相変わらずですけど＾＾；
こうやって観てみると・・・大政絢がいかにしっかりしてたかというのがよくわかる・・・。これで、四姉妹も2組できたけど、まだこのシリーズ続くんだろうか？・・・続いてほしいんだけどね。
木村祐一監督の２作目。実家の引っ越しをキッカケに子供の頃からの思い出を思い出していく・・・。
なんだろう？面白い構成で、これといったエピソードというわけでもないのに、どのエピソードもあるあるみたいなネタで・・・でも最後はしっかりとした話になってる。
しずる村上の演技がこの作品にあっていてとても良かった。
