甲子園で優勝投手になり、東京六大学でも活躍していたが学徒動員で海軍に行き、人間魚雷『回天』に志願した男の話。
市川海老蔵の初主演映画なんですが、海老蔵が学生に見えない・・・。まあそれはともかく『回天』に志願して乗り込むまでの話が、少し薄いというか・・・。あんな兵器を本気で考えた当時の状況がもう少し描けていたらと思うのですが・・・。
潜水艦の乗組員の様子は見ていると泣けてきました。死に行くために乗り込んでいるのに、出撃出来ないなんて、また出撃するとき心情はとても切なくなります。それにしても主人公は全くの無駄死にじゃないですか・・・。
『回天』・・・乗り込んでいった隊員に対しては敬意を表しますが、こんな馬鹿な兵器をつくった軍と、それを反省もなく堂々と展示している(とある)神社には、「アホか・・・」と呟く私がいます。
P.S. 「人間魚雷」ときいてテリー・ゴディを思い出しちゃったよ^^;
コメントありがとうございます。ただあなたのブログがわからないため、kazz様の感想(考え方)がよくわかりません。そこで、このコメントに対するコメントしか出来ないことをご了承ください。
私は、『回天』が作られた細かい経緯なんてどうでもいいんです。誰が考えたということより軍が採用した以上は軍が作ったのと同じと考えます。また搭乗者が志願したものであったとしても、出撃命令を出した以上は軍の指揮官に対しては「アホか・・・」と思うわけです。