2023年SHO的映画祭

今年も新作は110本くらいかな、結構観たと思うけどもっと小劇場系の作品は観たかったな・・・。今年も10本選んだけど、他にも選びたい作品もあるんだよなぁ・・・。

最優秀作品賞　　　「ゴジラ－1.0」

優秀作品賞　　　　「リバー、流れないでよ」「シン・仮面ライダー」「ちひろさん」
　　　　　　　　　「仕掛人　藤枝梅安２」「single8」「怪物」「春に散る」「市子」
　　　　　　　　　「劇場版　TOKYO　MER　走る緊急救命室」

主演男優賞　　　　池松壮亮「シン・仮面ライダー」「せかいのおきく」
　　　　　　　　　　　　　「白鍵と黒鍵の間に」

主演女優賞　　　　浜辺美波「ゴジラ－1.0」「シン・仮面ライダー」

助演男優賞　　　　片岡愛之助「仕掛人　藤枝梅安」「翔んで埼玉～琵琶湖より愛をこめて～」

助演女優賞　　　　西野七瀬「シン・仮面ライダー」

監督賞　　　　　　山崎貴「ゴジラ－1.0」

特別賞　　　　　　ヨーロッパ企画・藤谷理子「リバー、流れないでよ」
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　「少女は卒業しない」の『ダニーボーイ』

　　　　　　　　　「シン・仮面ライダー」のEDの３曲

脚本賞　　　　　　坂元裕二「怪物」

外国資本作品賞　　「PERFECT　DAYS」

新人賞　　　　　　今田美桜「私の幸せな結婚」
　　　　　　　　　堀田真由「バカ塗りの娘」
　　　　　　　　　原菜乃華「ミステリと言う勿れ」
　　　　　　　　　北　香那「春画先生」
　　　　　　　　　坂ノ上茜「神回」「ぬけろ、メビウス!!」
　　　　　　　　　

PERFECT DAYS

アパートに１人で住み、公衆トイレの掃除で生計を立て、仕事終わりの銭湯とガード下？で一杯飲み、休みの日はコインランドリーと歌の上手い女将のいる店で飲む・・・そんな男の日常・・・。

これは役所さんしか出来ない役だな・・・何か訳ありなんだろうけど、それを全て包み込むような感じだし、起こるエピソードも大したことないんだけど、ずっと観れちゃうんだもんなぁ・・・。

それにしても、柄本時生にはイライラするし、石川さゆりが女将なんて贅沢だし、三浦友和さんとの影ふみなんてなんて贅沢なんだと・・・。

しかし、東京には色んな公衆トイレがあるもんだ・・・。

女優は泣かない

不倫騒動から謹慎、そして謹慎明けの仕事が地元熊本でのドキュメンタリーになったが、新人？ディレクターとは上手くいかず、実家姉弟とは出来るだけ会いたくない・・・そんな彼女はどうなる？

蓮佛美沙子と伊藤万理華の相性がとてもいいみたいです。話はよくあるタイプのものですが、２人の掛け合いは結構楽しかった。

そしてラストのタイトルにかけたセリフはなかなかよかった・・・演技が下手でも女優なんだな・・・。

あの花が咲く丘で、また君と出会えたら。

現代の女子高生が、昭和20年6月にタイムスリップし特攻隊員と恋に落ちる・・・。

正直、戦争の様子にツッコミ所がありすげて・・・これ松坂慶子がいなかったらと思うとゾッとするな・・・。

折角の福原遥なのに・・・とっても勿体ない・・・普通に恋愛ものにすればよかったんだが、特攻隊員感が薄いのがなんとも・・・。

鶴屋がどうなったかは気になるところ・・・。

市子

同棲中の男が結婚を申し込んだところ、次の日女は消えてしまった・・・喜んでくれたはずなのに・・・。その女、市子の生涯とは・・・。

無戸籍・ヤングケアラー・母子家庭・・・でも市子は周りから極端に嫌われることはないんだよな・・・それでもいろんなことが積み重なっていく・・・最後は結構な犯罪者なんだけどね・・・。

これは杉咲花でしか演じられんな・・・それにしても杉咲と関西弁の相性のいいこと・・・それとアイスの棒を咥えながらの佇むシーンの怖いこと・・・。

中村ゆりがこんな母親を演じるようになったのか・・・。