夫婦フーフー日記

知り合ってから17年は友達で、結婚して1年ちょっと、そして9か月は母親だった彼女が亡くなった。夫は彼女の闘病記をブログにまとめていたが、それが本として制作されるかもしれない・・・。そんな四十九日から、死んだ嫁が見えるようになった彼は、彼女とともにブログの内容を確認し始める。

蔵之介と永作の掛け合いが面白いねぇ・・・流石の二人です・・・元来せつないだけになりかねない話をコメディ風にしたのは正解かなと・・・まぁこれからが大変なのは変わりないんだけどね・・・。しかしこの二人『ソロモンの偽証』の時とは全く違う役柄なんだよなぁ・・・。

あん

訳あってどら焼き屋をまかされている男の店に、ある春の日、一人の老女がアルバイトをしたいとやってきた。彼女がつくる餡は絶品で店は繁盛しだすが、彼女に関する心無い噂が流れ始め・・・。

なんだろう？この悲しい気持ちとラストシーンの希望感は・・・しかし、まだまだあるんですねぇらい病に関する差別は・・・それに今回希林さん演じる老女は指が少し変形してるだけじゃない、働くことも充分出来るというのに。

オーナーの奥さん役の浅田美代子と希林さんの共演が観たかったなと・・・永瀬・市原・内田伽羅と出演者と極力減らしたのが功を奏してる感じです。

種まく旅人 くにうみの郷

外国から帰ったばかりの農水省のキャリアが、淡路島の水産業と農業について実地調査に派遣された。

前に同じタイトルの作品があったんだけどね・・・今回は全くキャストが違うのね・・・。う～ん、淡路島だからねくにうみの話とリンクさせたかったのかなぁ・・・ただもう一つまとまりが無かったのよね、しかも淡路島の紹介にもなってないし・・・で、結局ため池を掃除しただけなんですよね・・・篠原監督作品にしてはもう一つだなと。

それと、谷村美月の無駄遣いはやめてくれということは声を大にして言いたい。

天才バカヴォン～蘇るフランダースの犬～

赤塚先生の天才バカボンをDLEが処理するとこんなに面白い作品になっちゃうのね・・・。

鷹の爪らしさを残しながらも、バカボンのナンセンスとギャグがこんなにもハマるとはねぇ・・・それにフランダースの犬まで絡んじゃうだもんね・・・。筋書きを説明するよりとにかく観ないとね・・・パパに死刑にされちゃうからね。

それでいいのだ・・・。

イニシエーション・ラブ

時はバブル後期の1987年6月の静岡、合コンで出会った2人はいろいろありながらも順調に愛を育んでいき・・・いかにもバブル期らしいクリスマスイブを過ごしていた・・・しかし、彼が就職して東京に行ってからは長距離恋愛となるがだんだん上手くいかなくなり・・・彼は彼女と別れて同僚の女性と付き合うようになり、そしてクリスマスイブの日・・・。

まぁ確かに残り5分でのどんでん返しではあるんですね・・・Said　Aで感じていた幾つかの違和感と、Said　Bになってからの数か所の違和感・・・これが重なるとね・・・。観たあとに原作の最後を読んでみたら、原作は最後の2行だけで結構アッサリとしてるんだけど、映像化となると答え合わせしないといけないんでインパクトのある出来事になっちゃうのね・・・。

前田敦子がいい感じでした・・・実際に当時に居そうな女の子ですもんね・・・。夕っくんの幸せを祈らずにはいられないなぁ・・・。