いかにも少女漫画の典型みたいな話ではありますなぁ・・・
話の本筋は多部ちゃんと春馬くんの想いが届くか・・・というところなんですけど、半ばの友情を確認するくだりの方が感動しましたけどね・・・。
ＡＲＡＴＡがあんな役も出来るんだという驚きと、蓮佛美沙子の明るい演技を久しぶりに見れて嬉しかったわ。
将軍の弟ながら暴君を暗殺すべく、十二人の侍が立ち上がった・・・。
もちろん見せ場は後半の殺陣ではあるんですが・・・流石に松方さんは斬り方がキレイ！・・・それを見せるまでの、暴君稲垣の非道さがとってもいい！そんな暴君でも仕えないといけない武士を市村さんがしっかりと演じています。もちろん主役の役所さんをすばらしいんですけどね。
そして、リメイク作品でありながら三池監督色がいたるところに出ていて、『スキヤキウエスタンジャンゴ』を思い出したわ。
一行も掛けない脚本家とドラマプロデューサーが脚本を完成させるために・・・。
鴻上さんの舞台の映画化らしいんですが、映画を見てる限りは舞台劇とは思わなんだわ・・・。
プライドの高い脚本家、薄幸な主婦、ゴージャスなセレブというこの3役をこなせるのは深田恭子しかいないだろうなぁ・・・ということを妙に納得してしまったわ。
男勝りな花屋の店長と、17年振りに再会した幼なじみのアニメの脚本家・・・この2人の恋の行方は？
最近は携帯で配信されてるドラマを映画館で上映するのが数本ありますが、結構しっかりした作りになってるのね・・・。
香里奈と田中圭がそれぞれのキャラクターを上手く演じております・・・出演者もしっかりした人が多かったんで安心して観ていられる1本です・・・ただ、ラブコメの要素は思ったよりも少ないですが・・・。
新潟の片貝まつりで打ち上げる花火は、大手のスポンサーではなく、会や個人がお金を出して打ち上げるそうで、そんな祭りにあった実話をもとにした物語。
まぁ難病ものといってしまえばそれまでなんですけど、高良健吾と谷村美月が素晴しい！特に谷村の動画メールでのシーンはグッ!と胸に迫るものがありました。このシーンがあったこそ、ラストの打ち上げのシーンが活きてくると思います。
しかし、1発1発に想いがこもってる花火ってのもいいもんやね・・・どれくらいの費用で上げることができるんだろ？
