ある種、現代のおとぎ話みたいな感じです。
一流企業の出世コースにいた50手前の男が、同期の死や母の病気をキッカケに子供の頃の夢だった一畑電車の運転士になる話なんですが、こういう役をやらせたら中井貴一は流石です。脇にもしっかりした役者さんが多数いるので、話が多少おとぎ話的でも安心して観てられます。
ある種、現代のおとぎ話みたいな感じです。
一流企業の出世コースにいた50手前の男が、同期の死や母の病気をキッカケに子供の頃の夢だった一畑電車の運転士になる話なんですが、こういう役をやらせたら中井貴一は流石です。脇にもしっかりした役者さんが多数いるので、話が多少おとぎ話的でも安心して観てられます。
どうしても座頭市は勝新だし・・・勝新以外がやるなら、もっと思い切った内容にしないと・・・。
といっても、市が結婚してたり(パンフ見て気づきましたが・・・)、市が百姓になろうとしたり、市が殺されたり・・・ということが起こりますんで充分思い切ってはいるんですが、香取慎吾ではどうしても違和感が・・・身長が高すぎるんだな・・・あと百姓達がこざっぱりしすぎてるんだな・・・。
なんかものすごい消化不良感が襲ってきましたわ。
芸人を目指しながらも、夢のない生活を送ってる男が、元相方に紹介されたヒーローショーのバイト先で痴話喧嘩に巻き込まれ・・・そして、引き下がれない状況になっていく・・・。
劇場にはジャルジャル主演ということで面白い作品を期待してたような女の子もいましたが・・・井筒監督にしては久しぶりのバイオレンスな映画になりました。出てくる若者達が行きすぎてどうしようもなくなる所はなんか怖かった・・・というかなんとかならんか?と思いながら観てましたが・・・後味の悪い、監督の思い通りの作品になったんじゃないかと・・・ラストの『S・O・S』の怖いこと怖いこと・・・。
足が悪くなって働けなくなった元漁師と失職した孫娘の春が、言い合いをキッカケに元漁師の兄弟達を尋ねていくことに・・・。
仲代さんが頑固で、我が儘で、それでいて孫を思いやる男をいろんな表情を見せながら演じてます。順撮りということで、孫の徳永えりの表情がだんだんと変わっていくのが面白いです。
私は2人で並んで歩いていくところで終わっても・・・と思いましたが、その後のそば屋のシーンも重要だしなぁ・・・・・でもラストは・・・これから、春はどうしていくんだろう?と感じずにはいられませんでしたが・・・。
幼なじみのカブとユウちゃんが、高校で偶然出会う。そして2人はボクシングの道へ・・・。
物語的にはよくあるパターンだとは思うんですが、大阪を舞台にしてることと市原隼人と高良健吾の対比がちゃんと描かれているんで楽しんで見れました・・・もちろん谷村美月がいいスパイスになってますけどね。
李監督もボクシングをやっていたということもあって、ボクシングの場面がしっかり描かれてました・・・1R3分をノーカットで撮るなんて、なんて画期的な!・・・そしてラストも、その後の2人との交差がいい感じでしたよ。