二重生活

哲学科の修士論文作成のため、担当教授のアドバイスのもと全く意味のない尾行をすることに・・・ただ、それによって尾行された男の秘密が出てきて・・・。

なかなか面白い題材ではあります・・・他人の尾行が自分を見つめ直すことになるというのは・・・ただ序盤は管理人役の烏丸さんが怖いなぁと思ったり、後半からは教授役のリリーさんが何を考えているのか？同居人の菅田くんが何を考えているのか？主人公の門脇さんが何を考えているのか？と思うとわからなくなってくる作品でした。

で、これは教授の生徒を使ったある種の実験だったのかしら？それと浮気した本人が悪いのであって、尾行くらいでばれるなんて考えにくいんだけどなぁ・・・。

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ

修学旅行でのバス転落事故で死んでしまった高校生・・・気づいたら地獄で専属バンドの地獄図の演奏中で・・・そして好きな子に逢うために必死？の生き返り作戦が・・・。

まぁクドカンらしい作品ということで・・・それぞれの出来事にそんな理由があるのかと・・・まぁ実際天国はヒマそうではあるしね。しかし人間時間にしたら結構長い話なんだけどね・・・しっかりとしたオチがあるのはそれこそクドカンらしい。

しかしこれ清野菜名にとっておいしい出演だったのか？・・・Ｃharと野村義男のギターの掛け合いは見ごたえがあるけどね・・・あとシシドカフカもね・・・。

嫌な女

真面目弁護士徹子と自由奔放な結婚詐欺師なつこ・・・2人のいとこが数十年ぶりに出会ってしまった・・・それぞれの個性がぶつかりあって・・・。

ネタ的にはよくある感じではあるんですけどね・・・吉田羊と木村佳乃なんだからこれくらいは普通にできますしね・・・だからこそ、この配役を入れ替えた方が面白かったんじゃないか・・・いや、いっそのこと2パターン作って方が面白かったんじゃないかと見ながら思ったけどね・・・。

クリーピー 偽りの隣人

うん・・・なかなかの気持ち悪い作品です。

6年前の一家失踪事件と元刑事の犯罪心理学者の引っ越し先の隣人・・・これが結びついたときの怖さといったら・・・。
何といっても香川照之の気味悪さといったらもう・・・それと藤野涼子が前作とイメージが違って割り切った時の怖さがありますね・・・それと笹野さんが出てきたときの安心感は流石です。その割に西島さんと竹内さんは香川さんにすべてもっていかれた感じがしますけど、ラストは流石でした。

黒沢監督らしい作品でしたけど・・・予告編にあんなところを使うから、ラストが読めてしまったやないの・・・。

64－ロクヨンー後編

まあどっちかと言えば、事件編なんですけどね。

いや～がっちりとした内容で、少しもだれることもなく一気に進んでいきましたけどね。
ＮＨＫ観たときとは内容がわかりやすくなってて、内容を変えたのがいい方向に出ましたね。

しかし、50代の役者と40代役者と30代役者のぶつかり合いを見せていただきましたわ。