ＳＨＯ的映画賞

今年も100本以上の映画（邦画）を見てきましたので、誠に勝手ながら私が選ぶ映画賞を発表させていただきます。

・最優秀作品賞　　「アフタースクール」

　　　ただ今年はいい作品が多かったので、作品賞として数本選びます。

・作品賞　　　　　　「結婚しようよ」「ザ・マジックアワー」「歩いても歩いても」

　　　　　　　　　　　「片腕マシンガール」「おくりびと」「三本木農業高校　馬術部」

　　　　　　　　　　　「その日のまえに」

・主演男優賞　　　阿部寛（「歩いても歩いても」「青い鳥」「チームバチスタの栄光」）

・主演女優賞　　　永作博美（「その日のまえに」「人のセックスを笑うな」「同窓会」）

・助演男優賞　　　國村隼（「パコと魔法の絵本」「Ｋ－２０　怪人二十面相・伝」）

・助演女優賞　　　樹木希林（「歩いても歩いても」）

・監督賞　　　　　　佐々部清（「結婚しようよ」「三本木農業高校　馬術部」）

・新人賞　　　　　　長渕文音（「三本木農業高校　馬術部」）

　　　　　　　　　　　八代みなせ（「片腕マシンガール」）

・アニメ映画賞　　「秘密結社　鷹の爪Ⅱ　私を愛した黒烏龍茶」

・主題歌賞　　　　「落陽」（「結婚しようよ」）

・特別賞　　　　　　「２５２　生存者あり」の洪水シーンで流される人々と溺死してしまった死体役のエキストラの方々

　　　　　　　　　　　「Ｋ－２０　怪人二十面相・伝」でのＶＦＸ　

連獅子／らくだ

初めて「シネマ歌舞伎」を観に行きました。歌舞伎自体も生で観たことないんですけどね・・・。

先ずは『らくだ』・・・落語の『らくだ』を歌舞伎化したものですので、話は面白いです・・・っていうか、勘三郎と三津五郎の掛け合いがこんなに面白いとは思いませんでしたよ。死人のカンカンノウを演じればこうなるんですねぇ＾＾

続いて『連獅子』・・・舞踊なんですが、いかにも歌舞伎の舞らしいものでした。勘三郎・勘太郎・七之助親子の3人連獅子ですが、生の舞台の臨場感というのは劣るものの、映画でしか出来ないアングルなどがあり迫力のある映像でした。

結構面白いものでしたので、次回のシネマ歌舞伎を観に行きたいものです。

Ｋ－２０ 怪人二十面相・伝

第二次世界大戦が無かった別世界の帝都東京の１９４９年には、富の９割が富裕層に独占されていた・・・。巷には富裕層の美術品などを狙う怪人二十面相が出没し、それを阻止せんと軍警の浪越警部と名探偵（男爵）明智小五郎がいた。

小林少年も出てきますが、江戸川乱歩の世界観とはまた違った作品になってますな（って北村想原作だから当たり前なんですけど）。二十面相の罠にはまり二十面相に間違えられるサーカス団員の金城武が主役ではありますけど・・・やっぱりお嬢様の松たか子につきますな＾＾；こういう役柄をやらせると流石です。この作品を面白いものにしている役割を担ってます。

それにＶＦＸの素晴らしいこと・・・特にオープニングは凄いです・・・さすが白組ってところです。

で、内容なんですけど、二十面相をそこまで悪役にしますか・・・・・まあラストの正体はそれなりに驚きましたが・・・。まあ初期設定があるから、エンディングはあれで良いとして・・・このあとのこの世界がどうなるのかが気になるところ・・・。

しかし、明智がねぇ・・・・。

空へ－救いの翼 ＲＥＳＣＵＥ ＷＩＮＧＳ－

航空自衛隊の航空救難隊に所属する女性初のヘリコプターパイロットの成長を描いた作品。

遭難した人たちをいろいろと救助に向かう訳ではあるんですが、さすがに自衛隊全面協力なだけあって映像に迫力があります。正直『２５２』とはエライ違いです（もちろん話の内容もエライ違いですし、作品の出来も・・・）。

主役の高山侑子はとても16には見えないくらいしっかりとしてました・・・ただそれよりも鈴木聖奈が気になる・・・『22才の別れ』のときや『瞳』のときとは全く違った役柄で、彼女の本来の姿はどんなんだろう？と思う女優です。

小森生活向上クラブ

まあ古田新太が主演だしね・・・ネタ的にもう少し面白くなるかな？とは思ったんだけどね。

なんやかんや言っても人殺しの話だしね・・・そんな簡単に共感されても・・・っていう感じなんだけど、役者さんは古田は古田らしくだし、栗山はやっぱり妖しいし、有森は意外とエロっぽいしとそれぞれの特徴はちゃんと出ていたんで良かったかなと・・・。