くちびるに歌を

有名なピアニストが故郷の中学の音楽教師としてやってきた・・・なりゆきで合唱部を指導することになるが、ピアノを決して弾くことはない・・・。

う～ん期待度が高すぎたのかなぁ・・・話の展開がある程度読めちゃうんだよなぁ・・・それに生徒たちのエピソードも少ないし。最後に大会のシーンがあるのはわかってるんだから、そこに行くまでの話で感動の度合いが変わってくるんだけどね。

ただ、会場ロビーのシーンは良かったですよ・・・それが大会のシーンから続けば良かったんですけどね。ラストもありきたりで、残念！

さいはてにて やさしい香りと待ちながら

30年来会っていない父が、8年間行方不明ということを知らされた岬は父が唯一遺した船小屋へ・・・そこを珈琲店にした後、近所の民宿に住む母子3人に出会う。

静かだけど、いい作品です。さすがに永作ではあります・・・この作品の世界観を一瞬で表現しちゃいますからねぇ・・・佐々木希もかなり食らいついてますけどね。しかし、あの船小屋はいいセットです。正直見に行きたいくらいです。

ただ唯一の難点は、一番大事なシーンが予告編で流れていたこと・・・ほんとにいいシーンなのに、予告編で使わなくてもいいとは思うんですよね・・・。

あしたになれば。

南河内の高校生たちが地元グルメを作ることになり・・・。

三原監督の『あしたはきっと』と『乙女のレシピ』を思い出させるような話ですけどね・・・。でも、こんなボーイミーツガールの話は生徒役の子たちの個性によるんですけどね。で、主役の小関祐太と黒島結菜・・・いいですよ。特に黒島はブレイクする直前の雰囲気が出てて・・・もう今はブレイクしてるもんねぇ・・・それこそ大阪を舞台にした『あしたはきっと』の吹石一恵や『BEAT　KIDS』の相武紗季ような雰囲気がありますもんね。この時期の黒島結菜を観るだけで価値はあるかなと・・・。

でーれーガールズ

百恵ちゃんが引退する年に、東京から岡山に引っ越した鮎子は、通う女子高で少し大人びた武美と出会う。鮎子が書いた漫画をきっかけに仲良くなっていくが・・・そして時間が流れて大人になり漫画家として成功した鮎子は講演会のために母校へ・・・そこで母校の教師になっている武美と再会する。

ホリプロとメ～テレが岡山で作った作品なんですけどね・・・優希と足立、年が離れてるんですけどねぇまぁあ足立がやっとちゃんと芝居が出来るようになったなと・・・。大人になってからの白羽もいいんですけどねやっぱり安蘭と年が離れてるんだよなぁ・・・先生の根岸さんがいなければ2人が同級生には見えんもんねぇ・・・。

ラストはそこまでせんでもとは思いましたけど、原作がある話だしね・・・。白羽のこういう役柄は結構好き。

花とアリス殺人事件

史上最強の転校生アリスと史上最強のひきこもり花が出会ったとき小さな殺人事件が起こった・・・。

10年前の『花とアリス』の前日談ですけど、『花とアリス』の思い出が蒼井優のバレエシーンが強烈すぎて・・・。まぁ全く新しい話として観ればいいだけのことなんですけどね・・・。

まぁ良く出来た話ではあります・・・謎解きも伏線もしっかりした上で2人の出会いを描いているんですから・・・それにしてもこんな強烈な出会い方をしたら・・・そりゃ友達にもなるわな・・・。

声優陣が前作の役とほとんど一緒というのもいいけど、アニメになっても岩井俊二は岩井俊二でありました・・・。