愛を語れば変態ですか

脱サラして夫婦でカレー店を開く前日に、妻を巡る夫を含めた５人の男たちの一騒動。

舞台のような設定ではありますが・・・かなりの理不尽ではあります。夫役の野間口さんが可哀想になってきます・・・しかし、ラストに向けての妻役の黒川芽以がカッコ良くて・・・なかなかのキレ具合・・・もう最後は黒川の印象しかありません。

やっぱりこれは舞台化したほうがいいかもしれません。

レインツリーの国

ブログを通じて知り合った２人。しかし、女性にはなかなか言えない秘密があって・・・。

まぁ話の内容はこんなもんでしょ・・・って感じ・・・耳に障害があるってことが西内ではなかなか伝わりづらいというかなんというか・・・。玉森も悪くはないんだけどねぇ・・・それよりも森カンナのああいう役処はちょっと珍しいかな。

ただ、大阪の人間とすれば、玉森の大阪弁が・・・言い方もだけど、あんな言葉遣いする大阪人っていないしね・・・その辺は脚本のせいなんだけど、カンテレが作ってるだけにそこは注意して欲しかった。

起終点駅 ターミナル

過去の不倫等々で時が止まってしまったヤメ検の弁護士と、覚せい剤で捕まった女。国選と被告人で出会った２人がお互いの時間を動かすようになっていく・・・。

佐藤浩市はどんな役をやらせても平均点以上の仕事をするねぇ・・・相手役が本田翼でもこれだけのことが出来るんだもんなぁ・・・。本田もそれなりには頑張ってはいるんだけど、どうしても役柄とのミスマッチが気になってしまう。獅童は最後の一言を言うだけの配役だったのかなぁ・・・。

最後は希望の持てる終わり方で良かったけど・・・。

3泊4日、5時の鐘

茅ヶ崎にある、老舗旅館を舞台にそこに集まった若者たちの4日間の恋愛模様。

何か淡々とした話が進んでいくんですけど、女性は怖いなぁ・・・で、結局この4日間はなんだったのか・・・。こんなことがあってもこの若者たちはこれからも淡々と生きてきくんだろうな。

茅ヶ崎はこれからもこんなんなんだろう・・・。

シネマの天使

福山市にあった映画館「シネフク大黒座」の閉館の直前に撮られた作品。

閉館間近の映画館の新人スタッフと周りの人たちと謎の老人・・・そして迎えた閉館日に大黒座に起こる奇跡。

本当に閉館した映画館が舞台だから、閉館日の描写なんか泣けてくるわ・・・それに映写技師役の阿藤さんの台詞には全く同感。ＴＶや配信で観る映画と映画館で観る映画は全く違うものなんだよ。こんないい劇場はなくなるなんてもったいないなぁ・・・。

それにしても、エンドロールに出てくる閉館した劇場の大阪代表がタナベキネマって・・・。