高畑勲監督が『竹取物語』に独自の解釈で真正面から取組んだ作品。
有名すぎる「かぐや姫」なのに、捨丸という独自のキャラを加えることで、かぐや姫の内面にまで表現したんだねぇ・・・正直、この解釈なら納得もいくし本筋からも離れてないし・・・凄いな。
それに、声がいいのよねぇ・・・ジブリは声優を使わないって非難するのもいるけど、じゃアニメの声優でこの雰囲気が出せるのか？正直、地井さんの声を上回るなんて無理でしょう。
これは高畑監督の大勝利だねぇ・・・。
アクションスターを夢見て故郷を飛び出して１０数年・・・借金を抱え込んだ男が実家に戻ってきたら、娘を名乗る女の子がやってきて・・・。
折角の牛窓・・・折角の配役なのになぁ・・・主演がダメなわけじゃない、ＭＡＴＳＵは良くやってると思う・・・そうなると脚本？話の焦点が親子の絆なのか踊りなのか絞りきれてないのがなぁ・・・。
設定の面白さをちゃんと活かせてたらなぁ・・・。
スラムダンクに憧れて、バスケを始めたけど・・・。
まぁ、ありきたりといえばありきたりなんだけど、けっして順調でも格好良くもない高校生のひと夏・・・にしては出演者が格好いいか・・・。
それにしても、柳憂怜っていい役者になったよなぁ・・・。
１５年間全く交流が無かった男が突然やってきた・・・後日、すき焼き鍋を持ってきてスキヤキをやろうと車で海へ連れ出す・・・その道中での出来事。
井浦新の新しいイメージですねぇ・・・ほとんど四人芝居なんですけど、１５年前の事を話す感じが稽古してるな感があって面白かった。
ただ、始めのシーンがどういう時間軸なのかを知るのがパンフレット読むまでわからなかった。
韓国から短期留学でやってきた大学生の恋愛指南。
で、もしかして最初から両思い？なら指南じゃなくて後押しだけで良かったのに・・・でもまぁ韓国の恋愛の面倒臭いことといったら・・・『猟奇的な彼女』に通じるところもありますなぁ・・・。
清水くるみ・・・覚えておきましょう・・・。
