美人OLが殺された・・・ワイドショーの契約スタッフは犯人と思われる女性の周辺を取材しながらもTwitterにアップし続ける・・・しかし書き込みが暴走しはじめて・・・。
これ怖い話ですなぁ・・・作品自体は、いろんな伏線もしっかり回収してスッキリした終りなんだけど、なんか薄ら寒い感じが残るのが怖いです。書き込みや字幕の映像化が秀逸で、最初のタイトルバックになる所から、ラストの「無関係」まで無駄なところが無かったです。
井上真央と奈々緒はいろんな演技をしないといけないところをしっかり演じてましたし、蓮佛はある意味怖い役どころなんだけど、流石です・・・それにこの作品にはU－３０の女優がみんなしっかりしてて良かったです。
しかし、湊かなえの作品は面白いんだけど、後から怖さがくるねぇ・・・それに中村監督の作品にハズレなしだし・・・。
去年の新感線の舞台の映像化。
しかし、馬鹿馬鹿しい話なんだけどねぇ・・・実は謎の答えはは最初から・・・それでも古田や他の出演者の格好いいことといったらもう・・・特に麿赤児さんのアップの表情なんてゲキシネでしか見れないんでね・・・。
ただ、残念なのは何か事情があったのかも知れないけど、最後の演者の挨拶を映さないなんて・・・あれが楽しみでもあるのに・・・。
TV版のチーム・バチスタの映画版・・・ややこしいなぁ・・・こっちの方が見慣れてきてるからいいんだけど・・・。
ある程度ドラマなり、原作なりを知ってないとツラいところもあるんだけど、事件の割にはトリックがすぐわかったり、重要そうな前ふりが事件とは関係なかったりするんだけど、このシリーズに流れる医療トリックという点はしっかり押さえていますねぇ。
ただ、犯人があれだけのウイルスを送ることができるのか？というのは疑問ではあるんですけどねぇ・・・。
前作からの引き続きですから、キャラが確立してるんですけど、そんな中に入ってもちゃんとしてる藤原竜也の凄いこと・・・。
今回も終末期医療がポイントになってますけど、星空のシーンの柄本さんの表情は流石です。
宮崎あおい、池脇千鶴、吹石一恵と私好みの女優さんばかりなんですけど、絡みが無いというのが残念・・・それと朝倉あきの表情がかなりいいです。
大ヒットコミックからの映画化ですが、ジャニーズの子が主役で大丈夫かなと思ってたんですよね・・・。でもちゃんと中島くんはこのキャラを演じてました・・・それ以上に広瀬アリスの方が良かったですけどね。
どこまで、原作通りなのかはわかりませんが・・・エピソードがしっかりとしていてわかりやすかったです。この辺は吉田監督の手腕かな・・・。それと、ちゃんと豚をさばくシーンを入れたのはこの作品のテーマをとらえていて好感が持てました。
これは是非続編も作ってもらいたいですねぇ・・・。
