翔んで埼玉～琵琶湖より愛をこめて～

まあよくもここまでバカバカしくできたものだと・・・。

せっかく滋賀・和歌山・奈良をフーチャーしたなら、丹波とか播但とかも加えて欲しかったけどね・・・。でも大阪の人間としては全国大阪化計画は達成したかったけどね・・・。愛之助はとっても良かったね・・・で。麻世さんは大阪じゃなかったのか？

それと、滋賀県人が大阪人のふりをして阪神優勝で道頓堀に飛び込んだのはもっと酷い刑にしてもいいと思うけどね・・・。

首

なんかね、途中から、たけしと大森南朋と浅野忠信の戦国コントにしか見えなくなってきた。

まあ確かに男色という新たな視点での新解釈なんだけど、家康の替え玉とかは面白かったけど、秀吉はもっと若かっただろうし、どうして秀吉だけ尾張弁じゃないのかだし、本能寺の変もあっさり終わっちゃうしとなにか無駄に俳優を使ってる気しかしないんだどね・・・。

北野監督らしい殺伐感が違う方に出ちゃったかな・・・。

コーポ・ア・コーポ

大阪にあるとあるコーポに住んでる人たちの話。

まあ原作がある話だから仕方ないんだけど、大阪が舞台なのに大阪らしくないんだよな・・・。おそらくロケ地の問題もあるんだけど・・・馬場ふみかが自転車で各地を走ってるところだけ大阪で、あとは大阪じゃないんだということがすぐにわかるんだよな・・・そうすると大阪っぽさが格段に薄れるんだよなぁ・・・まだそれなら全部セットのほうがマシだと思うんだが・・・。

あと登場人物全員に生活感がないのが・・・残念だね・・・。

正欲

何と言ったらいいのか・・・。確かに人はそれぞれなんだし、他人の志向なんて完全にはわからんしなあ・・・。

で、これ稲垣さんが主役でいいのね？てっきり新垣か磯村だと思ってた・・・。しかし、これはあの２人は完全にもらい事故だしなぁ・・・いくらなんでも、あれだけで引っ張る検察もおかしいとは思うけど、ラストの稲垣・新垣の対決は見応えはありました・・・また、あれで終わるのはいろいろ考えさせられるものでした。

法廷遊戯

前半から中盤まではなかなかの雰囲気だったんだけどね・・・謎は予想通りだったし、柄本さんとか大森さんとか戸塚くんとかなんの意味もなかったんかい！

狂っていく杉咲は最高なんだけど、永瀬にしても北村にしてもそれを受けきれなかったのは残念。

深川監督にしては・・・・・残念な作品だわ・・・・・これもJのせいか？