きょうのキラ君

人づきあいが苦手なニノはクラスの人気者キラ君が重い病気だということを知る。そこで二ノはキラ君の1日1日を楽しませることを誓う・・・。

まあいかにも典型的な少女コミックスなんですけど、こういう時こそ女の子が魅力的じゃないと・・・で、飯豊まりえは良かったですね・・・話的には大したことはなかったですけどね。でも飯豊がコメディ的なものができるのは収穫じゃないかな。

それにしても物わかりのよさそうな安田顕は少し気味悪い・・・。

一週間フレンズ。

高2の春、図書館で偶然出会った彼女は事故がきっかけで一週間で知り合った人を忘れてしまうのでした。
彼は、彼女と友達になろうとするけど・・・。

山崎賢人がなかなかいい感じなんですけどね・・・原作がコミックスなんで仕方ないんだけど・・・ちょっと設定が都合良すぎるかな。まぁ彼女の行動がね・・・いくら忘れるとはいえ・・・ちょっと解せないねぇ・・・。ラストもあれでいいのか？って気もするんだけどね。

それにしても黒板ペイントに力入れてるクラスですこと・・・。

ママ、ごはんまだ？

一青妙・一青窈姉妹の母が台湾人の男性と知り合ってからお亡くなりになるまでと、その後に妙が知ることとなる母の想いを－台湾で母が覚えた料理に乗せて－描いた作品。

なんか単々と進んでいくんだけど、死後20年経ってからの母の行動がね・・・河合美智子がいい演技してます、この明るさが出せるのは彼女だけでしょう・・・。妙が中心なんで木南目線なのは仕方ないんだけど、窈役の藤本泉にももう少し焦点をあてて欲しかったね。

それと、肉屋の甲本さんが・・・いいねぇ・・・。

愚行録

妹が育児放棄で逮捕された週刊誌の記者は、1年前に起こった未解決の一家惨殺事件の取材を始める。で、そこから明らかになる被害者の夫婦や周りの人間たちの隠れた本性・・・そして記者も含めた関係者たちが事件に巻き込まれていく・・・。

なかなかな重たい話でした・・・まさかあんな展開になっていくとは思わなかったけれど・・・妻夫木・満島はもとより、臼田・市川に小出・松本若菜・・・みんな裏のある役をやるような年齢になったんですなぁ・・・。

最初と最後のバスのシーンは印象には残るけど・・・後味の悪さはこのうえないね。

天使のいる図書館

奈良の葛城の図書館にいる新人の司書は、知識はあるが人当たりが下手。そんな司書に老婦人から古い写真の場所を捜してほしいと頼まれる・・・それから始まる彼女の小さな冒険。

小芝風花が少し変わった女の子を上手く演じています・・・まぁ関西出身だから関西弁に無理がないのがいい。で、香川京子さんと森本レオが要所を締めているのでそれほどの脱線もせずにいってますね。

正直話がどうこうというより、小芝の表情を見てる方が楽しい作品でした。