京都から豆腐屋を開くために江戸に来た男が、いろんな苦境を周りの人々の助けを得ながらも乗り越えていき、江戸っ子の女房をもらう・・・しかしその１８年後、成功したんだけどまだまだいろんな苦境が彼にのしかかる・・・。
内野聖陽が二役で全く別の役にもかかわらず、いい演技をしています。そして中谷美紀も『嫌われ松子～』のときよりもいい演技じゃないと思えるくらいの熱演です・・・最後あたりのきりっ！したところなんかはとってもいいです。
難点といえば、結婚してから一気に１８年経ってしまうくらいかなぁ・・・。ＣＧの使い方がとってもよく、ラストのあかね空や永代橋なんかは綺麗です。派手さはないし、ストーリーも鉄板なものですが見終わったあとにいい気持ちになれる作品でした。
昭和４３年青森・・・高校を卒業したばかりで明日から就職する少年の波乱にとんだ１日のお話。
進学のために青森を離れる者、駆け落ちをしようとしてる者、就職のために青森を離れる者・・・などなど同級生たちがいろいろな道に進もうとしているのに・・・夢を持てずに就職しようとしてた主人公が最後にとった行動とは・・・。
昭和４３年の青森という舞台だからこそ出来た話なんでしょうね・・・現代じゃこんな素朴な感じは出ないでしょうし、都会だったら地元を離れるということにはなりにくいでしょうから・・・。ただ、出演者のほとんどが１０代に見えないのはご愛敬かしら＾＾
吉本ばなな原作の映画化。
とりあえずタイトルからどんな話なんだろうとは思ってましたけど、鈴木京香の見事なババアっぷりが驚きます。しかし、このババア一体何歳なんだろう？（パンフには書いてましたけど・・・）。
出演者も手堅くまとまってるなか、堀北真希は頑張ってます・・・・設定が現実離れしているだけに、大変だったでしょうけど・・・。
しかし、あんなババアが近くにいたら・・・やっぱり避けるわね＾＾；
アンフェアもとうとう映画になりましたねぇ・・・しかし、だんだん「ダイハード」化してねえか？
ＴＶでやってるころから裏をかくことが多い話だったけど、今回も裏切りの連続ですな・・・最後の犯人が、これらの裏切りを全て予想したうえの行動だったら面白いんだけどね・・・しかし、この終わり方はまだ続けることも出来るなぁ・・・。
篠原涼子はいい女優になってきました・・・ＴＰＤ時代から見ている者にとってみれば、こんな女優になるなんて想像できんかった・・・。
パワフルな母親を息子の目から描いた作品。
とりあえず、大竹しのぶの母親っぷりが素晴らしい。子供達が離れていく寂しさとか、子供を気遣う優しさとかが・・・さすがの女優です。
話は意外な展開をみせますが、前半の面白さと対比していて後半は泣けてきます。「母ちゃんは不死身やと思とった」という台詞には身につまさます・・・。
いい映画なのに、どうして１週間しか上映期間がないんだろう？こういう映画こそ、多くの人にみてもらいたいんだけどなぁ・・・。
