いかにも少女漫画の典型みたいな話ではありますなぁ・・・
話の本筋は多部ちゃんと春馬くんの想いが届くか・・・というところなんですけど、半ばの友情を確認するくだりの方が感動しましたけどね・・・。
ＡＲＡＴＡがあんな役も出来るんだという驚きと、蓮佛美沙子の明るい演技を久しぶりに見れて嬉しかったわ。
将軍の弟ながら暴君を暗殺すべく、十二人の侍が立ち上がった・・・。
もちろん見せ場は後半の殺陣ではあるんですが・・・流石に松方さんは斬り方がキレイ！・・・それを見せるまでの、暴君稲垣の非道さがとってもいい！そんな暴君でも仕えないといけない武士を市村さんがしっかりと演じています。もちろん主役の役所さんをすばらしいんですけどね。
そして、リメイク作品でありながら三池監督色がいたるところに出ていて、『スキヤキウエスタンジャンゴ』を思い出したわ。
一行も掛けない脚本家とドラマプロデューサーが脚本を完成させるために・・・。
鴻上さんの舞台の映画化らしいんですが、映画を見てる限りは舞台劇とは思わなんだわ・・・。
プライドの高い脚本家、薄幸な主婦、ゴージャスなセレブというこの3役をこなせるのは深田恭子しかいないだろうなぁ・・・ということを妙に納得してしまったわ。
