30代になっても2人で暮してる間宮兄弟。ある日知り合いの女性を自宅に誘うために「カレーパーティー」を開くことに・・・。
久しぶりに森田芳光監督のこだわりのある演出による作品を見た気がしましたね。出演者の動きといいセリフといい台詞回しなんか昔の森田作品を見てるようです。
佐々木蔵之介と塚地の兄弟のバランスが絶妙です。それと常盤貴子のいままでになかったような演技は見る価値ありです。あとモノポリーのシーンでの沢尻エリカもいい・・・。
物語的にはこれといった進展があるわけではないのですが、人生はきっとこんなことの繰り返しなんだろう・・・でも、間宮兄弟には浮いた話でいいことがあればいいなぁ・・・と思わせてくれる作品です(・・・つい自分と重ねて見てしまった・・・)。でも最後の携帯電話には何が写ってたんだろう?