明治大学商学部最短距離勉強法（１７）

社会
地理（１）

例年大問４題の構成で、マークシート問題・記述問題が中心で、
それに論述問題が加わる形式をとっています。試験時間は、６０分です。
大部分が、標準レベルの問題ですが、記述・論述問題も複数あるので、
個々の事項に対する原因や、変化などしっかりした理解が要求されます。

例年、大問４題中１題が、世界地誌で、
他の3題は系統地理に関する出題がされています。
世界地誌は、東アジア・東南アジア・アングロアメリカ・ヨーロッパ・
アフリカ・ラテンアメリカがよく出題されています。

系統地理は、日本や世界の経済・社会に対する現状認識が求められる内容
となっており、特に日本の産業構造や環境問題、アジア経済といったテーマが
頻出されているので、これらの事項は徹底した理解が望まれます。
２０字程度で答えさせる記述問題は、やや詳細な知識を要するものが多く、
日本内外の政治・経済の動向に関する問題が、よく出題されています。

これから地理を学ぶ皆さんに、明治大学商学部地理最短距離勉強法を、
お話しします。

①『地理Ｂの必修整理ノート』を使用します。
この参考書の空欄内に赤の水性ボールペンで解答を記入し、
ひたすら読んで覚えてください。
また、センター対策ミニテストおよび練習問題も、
ひたすら読んで覚えていきます。使用期間は、１ヶ月です。

②『はじめる地理４０テーマ』を使用します。
この参考書は、問題を解きながら、実践的知識のインプットするための本です。
解きながら、使える知識を増やしていきます。
基本的な語句や、用語の空欄補充のところは、
赤の水性ボールペンで最初から答えを入れて覚えていきます。
また、思考型の問題がところどころに入っていますが、
理解しながら基礎知識を完全にマスターしてください。
使用期間は、１ヶ月です。

③『過去問１０年分』を用意して覚えこみます。
使用期間は、０．５ヶ月です。

④『権田地理Ｂ講義の実況中継（上・下）』を使用します。
この参考書は、地理的な考え方の基本を、
テーマにして論理的に考えて解答を導く、地理参考書の最高の本です。
使用期間は、１ヶ月で論理的な考えが身につくまで頑張ってやってください。