チャリンコ漫遊

ゆ~っくり、の~びり、新しい景色と新しい世界を求めて…リンリン・尺八・田舎暮らし… 

平尾芳廣歌集

2007年03月03日 | 詩・歌・唄
菜の花(淀川河川公園)

…春を求めて…チャリンコで…




平尾芳廣歌集より
66 さくら咲く そのころ君と別れたり
   咲きたる君と散りゆく俺と

47 み仏の 一点を見つむる瞳へと
   視線あわせば吾が目灼きつく

30 もう行くかと 背の曲がりし祖母の云う
   吾が手を握り幾度も云う

74 山を見るな 山を見るから古里の
   山が恋しと泣かねばならぬ


26 ここに生まれ ここにて滅ぶ運命か
   秋陽うけいるすすきの株は

46 しとしとと 短冊をぬらし降る雨に
   窓より子らの空仰ぎいる

36 都会はなれ 独り山行くこの幸を
   山嫌う妻の知るよしもなし

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
故郷 (山田のかかし)
2012-05-04 06:37:08
故郷を離れて、かれこれ50数年、すっかり都会の人間になったが心はいつも、故郷を思って暮らしている。捨てがたき故郷。
故郷 (山田のかかし)
2012-05-04 06:38:45
故郷を離れて、かれこれ50数年、すっかり都会の人間になったが心はいつも、故郷を思って暮らしている。捨てがたき故郷。

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