
二二八国家紀念館という所へ行ってきました。石にその名前が彫られていたので、てっきりここが入り口かと思ったら裏口で、入れないようになっていましたので、正面玄関を探しに南海路のほうに回りました。

三級古跡なんだそうです。

これがその建物です。重厚な感じがします。

この渋い色のレンガといい、建物の角がカーブになっているところといい、私好みの建物です。

重みのある入り口がカッコイイですねえ。

入り口付近に説明が書いてありました。どうやらここは、1931年に「台湾教育会館」として使われていたようです。日本統治時代、日本語教育の普及や皇民化教育の本部となっていたのでしょう。長井手薫という日本人がこの建物を設計したとあります。1946年から台湾参議会の集会場として使われたりした後、2006年から二二八国家紀念館となったそうです。

入り口から中に入ると、絨毯が敷かれた階段が中央にあり、踊り場の窓にかかるカーテンも重厚な雰囲気を醸し出していました。

階段の手すりのデザインも素敵ですね。

シャンデリアも豪華です。

さて、展示はこちら側。ここでは二二八事件の被害者の遺族の証言や、事件当時の写真、資料などが展示されています。

当時処刑された方の写真です。獄中に残された日本語の詩が展示されていました。

日本語で書かれた、奥さんに宛てた手紙もありました。

遺品と思われる銃剣なども展示されていました。
二二八国家紀念館:台北市南海路54号 月曜日休館

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