山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

山トレ第三弾(黒部)

2020-08-19 23:54:50 | フライフィッシング
山トレ第三弾は黒部平の小屋へ
深夜2時に扇沢に着いて軽くイッパイやってから3時間ほど仮眠をとって釣友寅さんと歩きはじめる、とにかく眠い!

そしてナカンタニへ、決してエイヤっとばかりにテレポ-テ-ションした訳ではなくて
楽しみにしていたチタケは1本も摘めず、小休憩した場所にメガネを置き忘れて登山道が霞んで見えたりと
それなりに苦闘しながら4時間ほどかかって辿り着いたというわけで、初日から完璧な山トレと言えましょうか?




何はともあれ先ずは冷えたビールで喉を潤してから寅さんの十割蕎麦を2枚頂いて腹ごしらえ、旨かった~!



さあ釣るぞ~というときになって待ってましたとばかりに雨が降り出して
ついでに僕の足も攣っちゃって動けなくなり苦痛に耐えて鎮痛剤を塗りながら
オレはここまで足を攣りに来たんじゃね~、岩魚を釣りに来たんだ~と悪態をついたりして、、、




仕方なく目の前の流れに竿を出したら今年初めての岩魚が食らいついてきた、これはデカイぞ!




って、たったの7寸、黒部の峪でこれですかい?




2時間ほどして魚留まで釣りあがった寅さんが魚網をぶら下げて帰ってきた




聞けば釣果は10尾ほど、尺の2尾を持ち帰ったのがこれっ!
魚留で35センチを超える岩魚に糸を切られたと悔しそうな顔が印象的でありました




さっそく捌いてヅケにして今晩の酒肴にする
と、この時、椅子にしようと平らな石を持ち上げたら右腕の力こぶがプチっと音がして激痛が走った
腕の肉離れというヤツでしょうか、とにかく痛くて力が入らずやっとの思いで岩魚を捌いたという訳で、、、





2年振りの平の小屋には懐かしい佐伯さんの顔があった
食事を終え、総勢3人の宿泊者と呑みながら佐伯さんと語らったあとはミニライブとなりまして
富山の猟師さんのギタ-と共に古き良き時代の懐かしいフォークソングを皆で口ずさんだりして、、、、






朝食は午前7時、僕はご飯を半分だけ、寅さんは美味しそうに2膳、パワ-の差を感じるひとコマでした。




富山の猟師さんは五色が原で天泊、僕らはオヤマタンで釣って帰ります




そしてオヤマタン、ビールとそうめんで腹を満たしたあと
ロッドも振れない程に悪化した僕の右腕を心配しながらも
喜々として大物を狙いに行く寅さんを見送った僕は少々昼寝して先に出立することにした




道すがら小さなチタケを数本摘んで帰宅後にかろうじてチタケソーメンを味わうことでできた

 

メガネの置き忘れ、腕の肉離れ、年と共にこんな出来事が益々増えていくのであろうか?
何はともあれ山トレ不足でも往復8時間を何とか歩き通せた
今年もまた6日間の飛騨山脈、歩き通せる微かな自信がついたような気がする次第です。
コメント (24)
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