山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

山トレⅡ

2020-08-09 18:04:50 | 山歩き.散歩
1ヶ月半のご無沙汰でございます
梅雨が明けたらこの酷暑、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
僕もサボりにサボっていた山トレをようやく再開、というかやり直しです

昨日午前5時半、先ずは松姫峠から奈良倉山へのピストンで軽く足慣らしです



およそ50分で奈良倉山




天辺からの夏富士、やはり雪がないと美しくありませんね




午前7時に下山して朝飯です
マダニにやられてから山中での山飯が怖くて、、、、
ファミマのタンスティックレモンと胡椒が効いた砂肝が美味しくてお手軽で最近のビールの伴はこればっかし




凄麺 京都背脂醤油味 
ビ-ルの後はこの細麺が軽くてええのです




さて、ガソリンを補給したら
次は棚倉の先の狩場山をめざします




梅雨の暴風雨の残滓か、クリの花とブナの実が沢山落ちていました
今年は森の生き物たちも食料不足に難儀するのでしょうね




途中のカラマツ林、不作続きの瑞垣に代えて今年のハナイグチはここにしようかな




昨年の台風の傷跡があちこちに見られます
棚倉小屋跡を過ぎると、登山道にはこんな倒木が4か所も、、、




松姫峠からおよそ2時間、眺望のない狩場山から下りてここで一服、この下には、、、




沼田場(ヌタ場)が、、、
森の動物たちが体に着いたダニなどの寄生虫を落としたり体を冷やしたりする場所で
何年か前にここで出逢った研究者の話によると設置した定点カメラの動画には
数頭の熊が毎晩このヌタ場に出没して和んでいる様子が映っているそうです




さて下山です
下山路でチタケを見つけました
1週間後が盛期かと期待していなかったのですが逆にちょっと出遅れた感じです




ちょうど正午に下山して昼飯です
探し回って摘んだのはこの3本だけ、しかも2本は鹿にかじられていました
一人前ならこの3本で何とかなるでしょ




先ずは油で炒めて出汁を抽出し、茄子にたっぷり吸わせます




チタケと茄子を鍋に移して麺つゆでコトコト煮込んで少し寝かせます




出汁を寝かせている間にキンキンに冷えたビールと缶チュ-ハイでクールダウン
最近の進化したコンビニ食材のお蔭で酒肴は完全に手抜きを決め込んでいます




さて2年ぶりのチタケソーメンは如何でしょうか?




先ずは付けダレで
いやぁ絶品、チタケ特有の甘めの出汁が何とも言えぬ美味しさです




残した少々の麺を出汁で軽く煮込めば更にコクが深まって、、、、



2年振りのチタケソ-メンを味わえた幸せに引き換え
トレ-ニング不足の足はパンパンに張って痙攣の痛さに耐えながら
こんなことで飛騨山脈を歩き通せるのかしらと不安を感じている次第でございます

コメント (22)
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