『八王子にも立派な自然薯あるでぇ』
釣友の熊さんから芋掘りのお誘いを頂いた。
『そんなアホなぁ、ハッチョジに芋なんてあるわけないやろ?』
にわかには信じられなかったが信頼に足る男の言葉に嘘は無かろう。
ワクワクしながら熊さんのお宅に向った。日曜日の事である。
ジムニ-に乗り換えて山へ向う。
ハッチョジにも良い雰囲気の雑木林があちこちにあったんだなぁ。
向った山への道は道幅1メ-トルもないような錯覚に陥るほどの悪路である。
ハッチョジの山を知り尽くした熊さんは、まるでバイクを転がすように軽快にジムニ-を駆って行く。
山への道すがらにも黄色く色づいた自然薯の葉が至る所に見える。驚きであった。
狭い林道を一歩山へ踏み入ると、あるわあるわ自然薯だらけじゃあ~りませんか。
ここは自然薯の宝庫、群落、密生地、サンクチュアリ、何と表現したものか困ってしまうほどに自然薯だらけな訳でして。

さあ掘りましょか。
パワフル&タフネスな熊さんがひたすら掘り進みます。そして楽しんでます。
僕も時々掘ったりして、そしていっぱい休んだりして、スンマセン。

垂直堀りで1.5メ-トルほど掘るとご覧のとおり。見えてきましたねえ。

自然薯を掘り出す一番おいしいところは僕に譲っていただいて、優し~い。

次はこれっちゅね~。

相変わらず疲れを知らない熊さんがガシガシ掘り進みます。そして楽しんでます。
相変わらず僕は座り込んで柿ピ-を食べながらタバコを咥えて眺めます。
熊さん自作の最強芋掘り機が驚くほどの威力を発揮しておりました。
時々のぞく熊さんの赤パン、コレが熊さんのパワ-の源だったんですな。
ちなみに彼の赤パンは巣鴨商店街で売っていると言う
爺ちゃん向けの赤パンではなくて赤の柄パンでございましたとさ。
う~む、やっぱ赤パンパワ-はスゴイんだにゃあ。

掘ったのは熊さんが8割、僕が2割といったところでしょうか?
芋掘り歴20年の熊さんから垂直堀りのテクニックを懇切丁寧に伝授されながら掘り進むこと1.5メ-トル。
芋が全貌を現わしたら根本を15センチほど残して取り出したのがこれ。
なかなか立派な芋な訳で、ほんなこつうれちっちゅね~!
芋堀りは大人の遊びの代表格とでも言いましょうか、いやぁおもしろかったあ。

収穫した芋はこのとおり、篠竹4本で包んで藤弦を巻き付けます。
こうすると貴重な自然薯も折れたりせず原型をとどめたまま持ち帰れるという訳なんですね。
僕は今まで新聞紙にくるんでいたから持ち帰る時に折れてしまった訳でなんですな。
またまた新しい気づきを頂きました。

4時間ほど雑木林を散策し、芋を掘り、そして地べたに座り込んで一服しながら四方山話に花を咲かせて。
やっぱり山はよかですねえ、そして芋掘りは実におもしろい大人の遊びなんですねえ。
収穫に満足気な熊さん、なかなかのナイスガイなのですたい。

今回の収穫。
欲張らず食べる分だけ、山から恵みをいただきました。
そして、結局これ全部僕が頂いちゃいました。

さてさて、頂いた自然薯はさっそく摺りおろして。
どうですか、こり粘り。これが自然薯の素晴らしさなんですねえ。

少しずつ出し汁を加えながらスリコギでなめらかにしていきますと、、、、。

少々の青のりをまぶして、旨いんですわこれがまた。

大好物の自然薯を肴に、これも熊さんから頂いた山形の地酒『杉勇(すぎいさみ)』を堪能いたしました。
この心憎いまでの配慮、いやあ参りました。

こんな幸せがあって良いのでしょうか?
やはり持つべきものは友ですねえ。
大満足の一日を分けて頂いて感謝の言葉もありません。
また来年、是非是非ハッチョジの山ヘ連れて行ってくださいね~!
かくして自然薯堀りの一日は穏やかに暮れてゆくのでした。
釣友の熊さんから芋掘りのお誘いを頂いた。
『そんなアホなぁ、ハッチョジに芋なんてあるわけないやろ?』
にわかには信じられなかったが信頼に足る男の言葉に嘘は無かろう。
ワクワクしながら熊さんのお宅に向った。日曜日の事である。
ジムニ-に乗り換えて山へ向う。
ハッチョジにも良い雰囲気の雑木林があちこちにあったんだなぁ。
向った山への道は道幅1メ-トルもないような錯覚に陥るほどの悪路である。
ハッチョジの山を知り尽くした熊さんは、まるでバイクを転がすように軽快にジムニ-を駆って行く。
山への道すがらにも黄色く色づいた自然薯の葉が至る所に見える。驚きであった。
狭い林道を一歩山へ踏み入ると、あるわあるわ自然薯だらけじゃあ~りませんか。
ここは自然薯の宝庫、群落、密生地、サンクチュアリ、何と表現したものか困ってしまうほどに自然薯だらけな訳でして。

さあ掘りましょか。
パワフル&タフネスな熊さんがひたすら掘り進みます。そして楽しんでます。
僕も時々掘ったりして、そしていっぱい休んだりして、スンマセン。

垂直堀りで1.5メ-トルほど掘るとご覧のとおり。見えてきましたねえ。

自然薯を掘り出す一番おいしいところは僕に譲っていただいて、優し~い。

次はこれっちゅね~。

相変わらず疲れを知らない熊さんがガシガシ掘り進みます。そして楽しんでます。
相変わらず僕は座り込んで柿ピ-を食べながらタバコを咥えて眺めます。
熊さん自作の最強芋掘り機が驚くほどの威力を発揮しておりました。
時々のぞく熊さんの赤パン、コレが熊さんのパワ-の源だったんですな。
ちなみに彼の赤パンは巣鴨商店街で売っていると言う
爺ちゃん向けの赤パンではなくて赤の柄パンでございましたとさ。
う~む、やっぱ赤パンパワ-はスゴイんだにゃあ。

掘ったのは熊さんが8割、僕が2割といったところでしょうか?
芋掘り歴20年の熊さんから垂直堀りのテクニックを懇切丁寧に伝授されながら掘り進むこと1.5メ-トル。
芋が全貌を現わしたら根本を15センチほど残して取り出したのがこれ。
なかなか立派な芋な訳で、ほんなこつうれちっちゅね~!
芋堀りは大人の遊びの代表格とでも言いましょうか、いやぁおもしろかったあ。

収穫した芋はこのとおり、篠竹4本で包んで藤弦を巻き付けます。
こうすると貴重な自然薯も折れたりせず原型をとどめたまま持ち帰れるという訳なんですね。
僕は今まで新聞紙にくるんでいたから持ち帰る時に折れてしまった訳でなんですな。
またまた新しい気づきを頂きました。

4時間ほど雑木林を散策し、芋を掘り、そして地べたに座り込んで一服しながら四方山話に花を咲かせて。
やっぱり山はよかですねえ、そして芋掘りは実におもしろい大人の遊びなんですねえ。
収穫に満足気な熊さん、なかなかのナイスガイなのですたい。

今回の収穫。
欲張らず食べる分だけ、山から恵みをいただきました。
そして、結局これ全部僕が頂いちゃいました。

さてさて、頂いた自然薯はさっそく摺りおろして。
どうですか、こり粘り。これが自然薯の素晴らしさなんですねえ。

少しずつ出し汁を加えながらスリコギでなめらかにしていきますと、、、、。

少々の青のりをまぶして、旨いんですわこれがまた。

大好物の自然薯を肴に、これも熊さんから頂いた山形の地酒『杉勇(すぎいさみ)』を堪能いたしました。
この心憎いまでの配慮、いやあ参りました。

こんな幸せがあって良いのでしょうか?
やはり持つべきものは友ですねえ。
大満足の一日を分けて頂いて感謝の言葉もありません。
また来年、是非是非ハッチョジの山ヘ連れて行ってくださいね~!
かくして自然薯堀りの一日は穏やかに暮れてゆくのでした。