気を張りつめていた長い1ヶ月が終わった。
緊張の糸がプッツリと切れて、空気が抜けたように心も体もヘナヘナとくずおれた。
そして、泥のように眠った。、、、なのに、、、、体も頭も鉛を背負ったように重い。毎度のことである。
『顔が死んでるよ、、、、たまにはゆっくり休んだら』
カミさんが心配して優しい言葉をかけてくれた。
あの場所で、一日眠らないと前には進めない。これも毎度のことである。
中央高速をいつになくゆっくりと走ってあの場所へと向かった。
途中、秘密の場所に立ち寄った。ここは年に一度、この季節にだけ立ち寄る秘密の場所である(んなこたあネエです)
芽生えたばかりのアザミの若芽が初々しい。今が一番美しくて美味しい季節である。
丁寧にナイフで、少しだけ若芽を摘んだ。
自然の恵みに感謝して頂こう。野蒜もヨメナもセリも欲しかったが摘む気力が湧かない。
今日は大好きなアザミだけで我慢しよう、、、、。
アザミの若芽は癖がなくてとても美味しい野草である。
今日はマヨかけにしようか、おひたしもいいナ。
林道の終点に車を止めて荷造りをする。気だるくて思うように体が動かない。
背負うザックも心なしか重く感じる。平衡感覚も鈍って真っ直ぐに歩けない。
よろよろとふらつきながら、これが自分の体なのかと疑ってしまう。
本流を遡って、いつもの沢へ向かった。
ここもまた荒れ果てている。
美しい緑があるわけではない。豊かな流れも可憐な花もあるわけでもない。
なのに、なぜかこの季節は、ここがいい。
よろけながら焚き火の薪を集めた。
いうことを効かない自分の体に、ついつい苦笑いしてしまう。
今日の薪は貴重だ。寒さが増してくる夜から使おうか、、、、。
テン場はここ。
焚き火があれば、マットを敷いてシュラフカバ-だけで充分である。
凍え死にそうになったらツェルトに潜り込めばいい。
さあ呑もう!
先ずは、沢の水を沸かしてアザミの若芽を30秒熱湯にさらす、これでアク抜き完了。
ザックに放り込んでおいたデザ-ト用のキイウイ。
これを手でつぶしてオリ-ブオイルに絡め、塩コショウしてソ-スを作った。
良い味に仕上がった、結構イケルじゃん。
銘名!
『このツブツブはキイウイだったのねサ-モンとアザミの若芽の新鮮サラダ』
フレンチなのかイタリアンなのか?まあ、どっでもいいや。
次は、コンソメス-プでウインナとシメジと水菜を軽く煮込んで醤油で味付け。
超簡単だけど、あっさりしてて、これも結構イケちゃうのです。
料理する気力も湧かなくて、今日はこれが精一杯じゃ。
銘名!
『四の五の言わずに黙って喰いやがれコンソメ仕立てのうまか鍋』
おっ、なんだか少し元気になってきたんでないかい?
やっぱり、ここじゃないとだめなんだよね。
ゆっくり、まったり呑みながら、誰もいない世界に浸った。
午後5時半、心地よい酔いを感じながらシュラフカバ-に潜り込んで眠りに落ちた。
寒さを感じて目覚めると午後9時すぎ。
このまま月を眺めながら眠りたい。
とっておいた薪で焚き火を起し、またそのまま眠った。
これでリハビリの儀式は終わった。
眠りに落ちている間に、澱んでしまった体中の気が新鮮な精気に入れ替わっていることだろう。
これでまた頑張れる。
自然の恵みよ、いつもアリガトネ!
緊張の糸がプッツリと切れて、空気が抜けたように心も体もヘナヘナとくずおれた。
そして、泥のように眠った。、、、なのに、、、、体も頭も鉛を背負ったように重い。毎度のことである。
『顔が死んでるよ、、、、たまにはゆっくり休んだら』
カミさんが心配して優しい言葉をかけてくれた。
あの場所で、一日眠らないと前には進めない。これも毎度のことである。
中央高速をいつになくゆっくりと走ってあの場所へと向かった。
途中、秘密の場所に立ち寄った。ここは年に一度、この季節にだけ立ち寄る秘密の場所である(んなこたあネエです)
芽生えたばかりのアザミの若芽が初々しい。今が一番美しくて美味しい季節である。
丁寧にナイフで、少しだけ若芽を摘んだ。
自然の恵みに感謝して頂こう。野蒜もヨメナもセリも欲しかったが摘む気力が湧かない。
今日は大好きなアザミだけで我慢しよう、、、、。
アザミの若芽は癖がなくてとても美味しい野草である。
今日はマヨかけにしようか、おひたしもいいナ。
林道の終点に車を止めて荷造りをする。気だるくて思うように体が動かない。
背負うザックも心なしか重く感じる。平衡感覚も鈍って真っ直ぐに歩けない。
よろよろとふらつきながら、これが自分の体なのかと疑ってしまう。
本流を遡って、いつもの沢へ向かった。
ここもまた荒れ果てている。
美しい緑があるわけではない。豊かな流れも可憐な花もあるわけでもない。
なのに、なぜかこの季節は、ここがいい。
よろけながら焚き火の薪を集めた。
いうことを効かない自分の体に、ついつい苦笑いしてしまう。
今日の薪は貴重だ。寒さが増してくる夜から使おうか、、、、。
テン場はここ。
焚き火があれば、マットを敷いてシュラフカバ-だけで充分である。
凍え死にそうになったらツェルトに潜り込めばいい。
さあ呑もう!
先ずは、沢の水を沸かしてアザミの若芽を30秒熱湯にさらす、これでアク抜き完了。
ザックに放り込んでおいたデザ-ト用のキイウイ。
これを手でつぶしてオリ-ブオイルに絡め、塩コショウしてソ-スを作った。
良い味に仕上がった、結構イケルじゃん。
銘名!
『このツブツブはキイウイだったのねサ-モンとアザミの若芽の新鮮サラダ』
フレンチなのかイタリアンなのか?まあ、どっでもいいや。
次は、コンソメス-プでウインナとシメジと水菜を軽く煮込んで醤油で味付け。
超簡単だけど、あっさりしてて、これも結構イケちゃうのです。
料理する気力も湧かなくて、今日はこれが精一杯じゃ。
銘名!
『四の五の言わずに黙って喰いやがれコンソメ仕立てのうまか鍋』
おっ、なんだか少し元気になってきたんでないかい?
やっぱり、ここじゃないとだめなんだよね。
ゆっくり、まったり呑みながら、誰もいない世界に浸った。
午後5時半、心地よい酔いを感じながらシュラフカバ-に潜り込んで眠りに落ちた。
寒さを感じて目覚めると午後9時すぎ。
このまま月を眺めながら眠りたい。
とっておいた薪で焚き火を起し、またそのまま眠った。
これでリハビリの儀式は終わった。
眠りに落ちている間に、澱んでしまった体中の気が新鮮な精気に入れ替わっていることだろう。
これでまた頑張れる。
自然の恵みよ、いつもアリガトネ!