山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

師匠との再会

2008-03-20 22:03:00 | 独り言
昨日のこと、尊敬する師匠『駒村 貞先生』との再会の機会がありました。

国会議事堂近くの憲政記念館で師匠の出版記念パ-ティがありました。
多勢の来賓の方々の殆どがこの世界の重鎮であり、蒼々たる方々で
先生の足跡、人間関係の深さを目の当たりにした思いでした。











師匠の気骨あふれるスピ-チを拝聴しながら、
当時の先輩や同僚と酒を酌み交わし想い出話しに花を咲かせました。

85才になられた師匠の60有余年に及ぶ一途な生き方に裏付けられた
風格や鋭い眼光は今も変わらず健在でしたが、それでもずいぶん穏やかな
風貌になられていたのも印象的でした。

師匠や先輩方に叱られ、しごかれ、励まされたあの修業時代があったからこそ
今の自分があるのだと、心から感謝しています。

この仕事に、ひたむきに生きた60有余年に及ぶ師匠の人生に比べれば
私や同僚たちの経験などまだまだヒヨッ子の域をでません。

でもね、今まで私の事を『高崎君』と呼んでいた師匠が
はじめて『高崎さん』と呼んでくれたんですよね。
真打ちになったことを初めて認めていただいたような感慨がありました。

そして、会う人ごとに『これが私の弟子なんだ、独立して立派にやってるんだ』と
嬉しそうに紹介して頂けたことが何よりも嬉しかったですね。
やっと師匠に恩返しができた、そんなふうに思わせていただいた一日となりました。

これからも、もっともっと研鑽を続けます。
そして先生の弟子として恥じないような生き方をしていきたいと思います。

先生、ありがとうございました。
そして、これからもご指導のほど宜しくお願い致します。









コメント (2)
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