山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

真夜中のおやつ

2008-03-06 02:03:05 | 独り言
ただいま午前2時。
誰もいなくなったオフィスでひとり仕事に没頭する。
例月の仕事の他に、一時期に150件もの仕事が舞い込む。
自分の仕事を終わらせてスタッフ6人が手がけた仕事に目を通していると毎日こんな時間になってしまう。



ようやく今日の仕事に一区切りついた。
あとは明日の段取りをつけながら一杯やってソファで仮眠をとる。
この季節は毎年こんな生活になる。岡林信康の♪山谷ブル-ス♪の世界だ。
一杯やる前にチョコレ-トケ-キで一服、こんな時間が唯一の息抜きになる。
ちなみにオフィス内は禁煙、ひとり過ごす深夜は至福の時となる。



オフィスのソファにお客様は座らない。流石である。
私の加齢臭が染みついていることを熟知しているからである。
8人用の会議テ-ブルも書類の山になっている。お客様がお出でになっても、
書類の隙間から顔を覗き合って話をする。そんな有様である。
狭いオフィスに7人がひしめき合って、室内の酸素を奪い合って呼吸をする。
いつしか二酸化炭素が充満して意識朦朧となり、目が霞んでいく。

こんな殺人的な季節を早く切り抜けて、いつものコンサルの仕事に戻りたい。
渓流も山も早くお出でと手招きしている。私に会えないのが寂しいのだ。

いま読んでいる本に、こんなことが書いてあった。

モチベ-ション。
人々をある目的に向けて行動させる『内なる力』をモチベ-ションと言います。
このモチベ-ションには、積極的な喜びで人を惹きつける『接近モチベ-ション』と、
人に不安を与えて行動させる『回避モチベ-ション』があるという。

『時間に追いまくられるこの時期の仕事は辛いよなあ。早く溪に出てスカッとしたいものだぜ』
これ、回避モチベ-ション。決して良いモチベ-ションではありません。
但し、集中する大量の仕事を目前の期限に間に合わせなければならないときには
『チンタラやっていたら間に合わないぞ。苦しくたって徹夜してでもやり遂げろ!』という
脅迫的なモチベ-ションが必要であり効果的になることも忘れてはなりません。

あぁ、あと2週間だ。
溪と山が私を呼んでいる。
お客様と存分にお話しする時間が持てる。
接近モチベ-ションのうきうき時間が始まるのサ~!


コメント (8)
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