山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

パ-ソナルブランディング

2007-01-19 23:10:48 | 書籍
毎日、痛ましい事件が絶えない。
きのうは、風見しんごさんのお子さんが交通事故で亡くなられた。
ご家族の悲しみを思うと心が痛んでならない。いったい、いつになったらお子さんの死を受け入れ、絶望の淵から這い上がることができるのだろうか?

それにしても、テレビは何故あんなにも心ないことをするのだろうか?
ご家族は皆、失ったものの大きさに、やりきれない悲しみにうちひしがれていたはずである。そんなときテレビでは、生まれたばかりのお子さんを抱いて満面の笑みを浮かべ、幸せの絶頂にいる風見しんごさん夫妻の映像を何度も流していた。

交通事故は、こんなに幸せだった家族を、こんなにも不幸にしてしまう。だから交通事故は罪深いものなんですよ。そう訴えたかった、、、のかも知れない。、、、でも、、、。

見ていて、不快感が募った。
ご家族の悲しみを嘲笑っているように感じた。ぽっかりと空いてしまった心の穴に手を突っ込まれてかき回されるような怒りを覚えた。生傷に塩をすり込まれたような痛みを覚えた。こんな風に感じたのは私だけなんだろうか?

ホントに無神経だと思う。テレビの品性はあるのだろうか?放送は人間が創る。だから、放送に携わる人たちの品性や取り組み方が露わになる。今回の行為に感じるのは人間の貧性であった。私がご家族の一人だったら、放送した人間達を八つ裂きにしても飽き足らないと思うだろう。

最愛の子を失ったら、私なら気が狂ってしまうかも知れない。この悲しみは、家族としか分かち合えない。だから、何も関係ないテレビは、そっとしていればいいんだ。それ以外に何もすべきではない。それが、思いやりだと思う。
この悲しみから立ち直るには、途方もない時間がかかると思う。無理して立ち直ろうとしなくていいと思う。無理したら心を病んでしまう。ただゝ時間の流れに身を任せるしかないのだと思う。ご冥福をお祈りします。合掌。

さて、今日読んでいた本の中に『パ-ソナルブランディング』という一節がありました。会社やお店や商品にブランドがあるように、スペシャリストもブランドを持つべきだと。『歯科医院に強いコンサルタント』『矯正専門の歯医者』なんてね。つまり、何でもやりますよ、ではなくて、私はこれが強い、他とはここが違うというものを持ち、これを認知してもらうようにする。この、認知がすごく大事なんですね。

もっと抜きん出るためにはダブルスキル戦略。芸能人に例えると、お笑い芸人でありながらテレビ番組の司会をやるようになれば、やがて看板番組を持てるようになる。矯正医が専門性を活かして本を執筆したりセミナ-講師で名をなせば大勢の歯医者の中から抜きん出ることが出来ると言うもの。なるほどね、、、でもね、パ-ソナルブランドって言う言葉は初めて目にしたけど、やってる人はとっくの昔からやってますよね。

そこで私は考えました。歯科医院のスタッフに『パ-ソナルブランド』を持たせたらどうだろうか?『ケアでは絶対自信の衛生士』『あなたを元気にするカウンセラ-』『いっちゃん声のデカイ副院長』『癒し系のアシスタント』なぁ~てね。ダメかなぁ?いやいや皆さん、やってみましょうよ。



さてさて、忙しい中、松飾りをお焚き上げして来ました。
これから私の仕事は殺人的季節に入ります。2月中旬からの1ヶ月間はほぼ徹夜状態で、最後は意識朦朧のヘロヘロ無気力状態。今週から土日も事務所に缶詰になり川飯もしばらくお預けになります。仕方ないので事務所にテントを張って、仕事に疲れたらテントに潜り込んでコ-ヒ-飲んだり昼寝したり。一日の仕事が終わればまたテントにもぐって一杯、いや、いっぱいやりますかね。激務の中でも楽しいことはやらないとね。

皆さんも仕事、楽しみながらやりましょうね。











コメント (4)
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